【2024年最新】南アフリカのATM使い方完全攻略 キャッシング/おすすめ銀行
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こんにちは!
今回は南アフリカ旅行の際のATMの使い方、主に海外キャッシングについて実体験に基づいて紹介します。
・南アフリカ旅行でどうやっておトクに現金手に入れよう
・ATMの使い方が知りたい
・手数料はどのくらいだろう
こんな悩みをお持ちの方はこの記事で解決するかも。
この記事の執筆者
ヤマ
学生時代、交換留学でドイツ・ボンに留学。
2021年3月より日系企業の駐在員として南アフリカに在住中。休日は夫婦で現地のオーガニックマーケットやヴィーガン(菜食主義者)向けレストラン巡りを行っている。趣味はランニング。「世界一美しいマラソン」と称されるツーオーシャンズマラソンなど現地の主要大会を走破。
南アフリカのATMでは誤った選択をしてしまうと、手数料がかなり余分にかかってしまいます。
南アフリカはサファリツアーやアクティビティなどが豊富で、大金を現金で使うことが多いです。
多めにお金をおろす人はかなり損してしまうかも…
どのようにATMを使えば損をしないのか、南アフリカ滞在2年、リアルな南アフリカを知るヤマが、この記事を読めば全てわかるように書きました!
実際にオススメのATMの種類や、銀行の手数料比較、引き落としの画像も実際に撮ったので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
南アフリカATMを使う前に知っておきたい現金事情
南アフリカに行くのは決めたが、どこでお金を調達しよう?
治安が悪いと聞いているので少し不安…
と悩んでいる方がこの記事を見ていると思います。
まず、前提条件として知ってほしい南アフリカのお金についても記載します。
「さっさとキャッシングの仕方を教えてくれ!」と言う方は目次からジャンプして読み飛ばしてください。
南アフリカの通貨「ランド」の基本情報
南アフリカの通貨は「ランド(”ZAR”または”R”)」です。
補助通貨としてセント(”cent”、1ランド=100セント)が流通していますが、あまり用いられません。
2024年1月時点
1ランド=7.78円
紙幣の種類は5種類、
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200R
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100R
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50R
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20R
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10R
硬貨の種類は6種類、
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5R
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2R
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1R
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50cent
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20cent
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10cent
南アフリカはクレジットカードの普及率が高い
南アフリカではクレジットカードによる決済が広く普及しています。
そのため、レストランやホテル、観光スポットなど、観光やビジネスで利用する場所では、ほぼ全てでクレジットカードが利用できます。
しかしながら、例外もあります。
観光地でもケープタウンにある”チャップマン・ピーク・ドライブ (Chapman's Peak)”という有料道路は、料金ゲートには”SA Cards Only”との記載があり、日本から持ち込んだクレジットカードによる決済ができません…。
また、南アフリカでは主な交通手段の一つである”コンビタクシー”と呼ばれる乗合タクシーや、道端にある露店(観光地は除く)では使えません。
TIPS!
海外旅行ではクレジットカード複数使いが必須です。使用目的のみならず海外旅行保険が1年間無料になるからです。
私も1個カードが使えなくなったときに予備カードが2枚あったので助かりました…
無料で海外旅行保険もついてくるので複数枚持っていくに越したことはありません
南アフリカではATMに現金が入ってないことも!?
南アフリカではATMから現金を引き出した時に、指定した金額が出てこないことがあります。
出てこなかったらめっちゃ焦りそう…
原因は、ATM内に十分な現金が入っていないからです。
引き出した時の明細書には指定した金額が記入されていますが、銀行のデータ上には実際に引き出せた金額のみが反映されるので安心してください。
一方、ATMの故障の為、挿入したカードが出てこないこともあります。
その場合、管轄の銀行まで問い合わせることになりますが、事実関係の確認などに時間がかかり、すぐにはカードが戻ってきません。カード会社に問い合わせをしてカードを止めてもらわなくてはいけないこともあります。
その為、銀行の前にあるATMを利用したり、もしくは他の利用者がトラブルなく利用しているのを確認してからそのATMを利用したりするとよいでしょう。
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南アフリカにはチップ文化がある
南アフリカにはチップ文化があります。
レストランでのチップ(支払い額に15%を追加するのが標準的)はクレジットカードで支払うことができます。
しかし、観光地の駐車場で駐車を誘導してもらった場合などチップが求められることがあります。
また、南アフリカでは電力不足が慢性化しているため、国内全土で不定期に計画停電が実施されています。
自家発電を利用していないレストランやお店もまれにあるため、計画停電の実施中はクレジットカードでの支払いができないことがあります。
さらに、駐車場の精算機が故障していることも頻繫にあります。
その場合は現金での決済が求められます。
これらの理由から、万一の場合に備えて現金を持っていた方が安心です。
南アフリカランドを入手する方法3選
それではここから実際に南アフリカにきたとしたらどのように南アフリカランドを入手すればいいのか、現地通貨の入手方法を紹介します。
たくさん方法はあると思いますが、基本的に3つです。
方法①:日本で両替していく
一番安全であり、不安が少ない方法は日本で南アフリカランドを入手していくことだと思います。
JTBやHISのような旅行代理店を使って南アフリカ旅行をする際には、事前に両替できるサービスがあります。
ですが南アフリカランドってそこそこマイナーな国ではあります。成田空港とかでも円から両替できないことがほとんどです。
(取り扱いがあっても現金の持ち合わせがないなど)
そういう時は旅行代理店で事前に予約して指定口座にお金を振り込んでおけば、成田空港で南アフリカランドを受け取れます。
しかしデメリットとしてはレートがかなり悪い。
旅行代理店が独自に設定したレートなので、少し唸ってしまうようなレートであることが多いです。
お金で安心を買うことが目的なので、そういうスタイルの方にはこの方法をおすすめします。
方法は旅行会社代理店によって違うので、詳しくはご自身の旅行を手配してもらった旅行代理店のHPを確認してみてください。
方法②:現金で両替する
南アフリカの各空港もしくは国境にはもちろん両替所があります。
そこでUSDや、隣国のお金を南アフリカランドに両替することもできます。
しかし、空港や国境の両替所はどこも強気のレート設定。
ただ、ここで両替しないと、旅行者はお金を持たずに市内に出ていくことになるのでどうしてもATMがないときは少額だけ両替をオススメします。
悪い両替所に当たってしまうと、数枚ちょろまかされたりすることもあるので、気を張ってしっかり騙されないようにしなきゃいけないのも少しストレスがかかるとは思います。
空港や国境の両替商ですら堂々とお金をちょろまかしてきます。
方法③:ATMでキャッシングする
一番おすすめはATMでキャッシングです。
キャッシングって…つまり借金?
無理、怖い…
私からして見たら、両替所で大金を両替したり、無一文で空港を飛び出して街の安い両替所をキョロキョロ探す方が怖いです。
ATMの海外キャッシングは基本的に「実勢レート」と言われる、通貨の対外価値を示す手数料などが含まれていないいわゆる世界標準レートで金額を下ろすことができます。
そこにATMの会社に払う手数料(110円〜220円)と、カード会社に払う利息を合わせた金額になります。
キャッシングはカードショッピングと同じで、1か月後の返済が基本。
その1ヶ月間、カード会社から借金をしているような状態になるので、その間に利息が発生します。
この利息でカード会社は稼いでいるってわけです。
カード会社に払う利息は利用日から、返済日までの期間によって変わります。
つまり1ヶ月より早く返せば、怪しい両替商よりもはるかにお得に現地通貨を手にできるというわけです。
このようにキャッシングは仕組みさえしっかり理解できていれば怖いことなんかありません。
私は エポスカード でキャッシングしながら世界中旅していますが、ネットでぽちぽちして次の日には繰上げ返済できてるので、実質手数料はほぼかからずに現地通貨をゲットできています。
もちろんアルメニアでもその方法でドラムをゲットできました。
ほかのカードの繰上げ返済はだいたい電話でしかできないので、海外にいながらネットで繰上げできる エポスカード はマジで最強だと思ってます。年会費も無料ですし。
南アフリカATMキャッシングするときに気をつけること
南アフリカのみならずですが、海外に長期間住んでいる私たちがATMキャッシングする際に気をつけていることを紹介します。
国によっては、少しトリッキーなATMがあるので、気をつけてください。
注意点①:ATMにはDCC手数料というものがある
一番気をつけなくてはいけないのがDCC手数料の提案です。
DCC取引とは?
ソトグラシ
DCC(Dynamic Currency Conversion)は、即時に確定されたレートを元に自国通貨でのカード決済ができるサービス。
通常はレート確定まで数日かかるところを、その時点でレートが確定され、さらに日本円で提示されるので、一見分かりやすい便利なサービスですが、現地の金融機関側がレートを決めるので、通常のクレジットカードキャッシング時のレート(VisaやMasterの基準レート)に比べると悪い場合が多く、さらに手数料を徴収する銀行もある。
要約すると、
●DCC取引=日本円での取引(ただしレートは銀行が決めるよ)
●通常取引 =南アフリカランドでの取引
海外でのキャッシング、またはショッピングの際、「DCCを利用しますか?」と聞かれたら答えはNO=現地通貨での取引を選択するのが良いと思います。
DCC取引を回避するには?
DCC取引かどうか見極める方法があります。
それは、下記のような表示がされるかどうか。
これが表示されたらDCC取引するATM
確定レート(1ZAR=●JPY)の表示
日本円での金額の表示
手数料(Mark up または Commision)の表示
当銀行のレートでの取引になりますの表示
この条件を承諾して取引しますか?の表示
DCCを提案しないATMならば、レートや日本円額などはレート確定日(引き落とし日)まで分かりようがないはず。
なので選択した現地通貨額(ZAR)のみが表示されます。
これに気がつかずに「Yes」を押して先へ進むとDCCを選択したことになってしまって、悪いレートで現地通貨を引き出すことになってしまいます…
また、NOというボタンがなく、強制的にDCC適応になるという最悪なATMも多数あるので注意が必要。
注意点②:一気に4,000ランド以上下ろせないところもある
南アフリカでは、1日にATMからおろせる金額が決まっている場合があります。
1回の取引で4,000ランド以上の金額を入力するとエラーになるということが多く、長期滞在したくて一気にお金を下ろしたいときは複数回キャッシングする羽目になってしまうことも。
数円とはいえ、手数料がかかっちゃうし、繰上げ返済するのも面倒〜〜〜。
エポスカードのようにネットで繰上げ返済がすぐにできるなら何度かに分けてキャッシングするのもアリだと思います。
電話ではなくネットでまとめてできるので、翌日まとめて処理できます。
注意点③:スキミングやのぞき見防止、人通りの少ない道で大金を下ろさない
これは海外でのキャッシング全般に言えることですが、大金を得るキャッシングは治安の悪いところでは行わないこと。
こんな事例があります。
南アフリカではスキミング(他人のカード情報を抜き取る行為)により、現金が不正に引き出される事件が横行しています。
ATM端末に不審な装置が設定されていないか事前に確認しましょう。
また、私が外出先で遭遇したトラブルは、市の職員と名乗る男性から
「これより奥に進むとデモが発生している。通行料を払えば特別に通してあげる。」
と言われ、ATMに誘導されたことです。
不審に思った私は、その場から走って逃げました。
もし言われるがままにATMでお金を引き出していれば、周囲に潜んでいる共犯者に入力した暗証番号を盗み取られ、カードを奪い取られるといった可能性もあったと思います。
周囲に不審者がいる時は、別のATMを選ぶか、日を改めて利用することをおすすめします。
南アフリカのATMでキャッシング
今回私は「NEDBANK(ネドバンク)」という銀行を利用しました。
NEDBANKであれば、前述のDCC手数料などが発生せず、ACCESS FEE(ATM利用手数料)の50ランド(385円)のみが発生します。
また、「ABSA(アブサ)」という銀行でもDCC手数料なしでATMが利用できますが、ACCESS FEEが70ランドになってしまいます(それでも安いですが)。
この理由から、今回はNEDBANK(ネドバンク)のATM利用手順をご紹介します!
今回はNEDBANKを例に紹介しますが、ほぼ全てのATM手順は同じです。
南アフリカのATM(NEDBANK)キャッシング手順
NEDBANKをはじめとする南アフリカのATMは基本的にVISAとMASTERは使用できます。
※JCBは使えないところもあるので注意。
それではキャッシングしていきたいと思います。
まずはカードを入れます。
カード挿入口付近に不審な装置が設置されていないか必ず確認するようにしましょう。
また、番号を入力する時に手元を映すように不自然にカメラが取り付けられている場合もあります。
そのようなものを見つけた場合はATMを使わないでください。
また、画面下の「✓」「×」でそのATM端末が保有している紙幣が分かります。
「×」が書いてある紙幣は利用不可能で、「✓」が書いてある紙幣を使ってお金が引き出されます。
他の銀行にはない工夫ですね、大変ありがたいです。
「withdrawal」を選びましょう。
クレジットカードの暗証番号を入力し、画面右下の「Processed(入力済み)]を押してください。
暗証番号の入力にはスクリーンの下にあるキーパッドを使います。
「R2,000」「R3,000」「R4,000」の中から引き出し金額を選んでください。
「Other amount」でその他の金額を入力することもできます。
「海外からのお客様の利用につき、NEDBANKでは引き出しに50R(の手数料)を請求します。」と書かれてあります。
日本円での表示や、特別レートなどが表示されないことから、DCC取引ではないですね。
「Processed」を押して次に進みます。
「Savings(普通口座)」「Cheque(小切手の口座)」「Credit card(クレジットカード口座)」のうち「Transmission(送金の口座)」のうち、どのアカウントを利用して引き出しを行うかが聞かれています。
本来は「Credit card(クレジットカード口座)」を選ばなければならないところですが、「Transmission」以外であればどれも同じように引き出しが可能です。
レシートを発行するかどうかを聞かれています。念のために、「Print a receipt」で発行しておきましょう。
これで入力完了です。
カードが出てきます。
現金が出てくるのを待ちましょう。
現金が出てきました!
冒頭でお伝えした通り、AMT端末によって利用可能な紙幣の種類が異なるので、注意しましょう。
以上です!
簡単だったかと思います!
キャッシングが終わったらすぐにネットでその場で返済してしまえば利息は0!
癖づけると良いですね。
▶︎エポスカード裏技!海外キャッシングをネットのみで繰上げ返済する方法
南アフリカのキャッシングやお金に関する口コミ
私以外の方の南アフリカのお金・キャッシングに関するSNSの投稿を集めてみました。
南アフリカで無事に全ての行程を終えたのでバスで空港へ向かおうとしたところ、
— かずぴー@C101新刊委託開始 (@kazupi) September 16, 2022
「今日はパレードがあるからこの辺りは通行証が必要だ」
スーツなど小綺麗な恰好をした白人から複数回声をかけられたので本当なのかと彼らについていくと、
ATMですやん!
スキミング確定。ケープタウン治安悪すぎる pic.twitter.com/Yc9WTIqJPn
南アフリカとジンバブエで停電が発生し、ATMや給油所が被害を受ける可能性 @TheExchangeEA:
— World ニュース (@world_news_ja) September 29, 2022
#Loadshedding #SouthernAfrica https://t.co/djhVienhYZ pic.twitter.com/upn6YUlsGHhttps://t.co/Sk0Zdz1aym
【悲報】南アフリカに到着してからわずか2時間でクレジットカードのスキミング被害に遭い、80万円を引き出そうとされる。空港のATMでやられたようです。
— 宮崎大輔🍓イチゴテック (@JIBURl) August 23, 2018
休暇で南アフリカに行った同僚が、ATMでお金をおろそうとしたらカードが出てこず、暗証番号も盗み見されて、カード止めるまでの1時間の間に5000ドルトランザクションされたと言ってショックを受けてた
— くろろきん (@Kulorokin) November 27, 2021
南アフリカ人ではなく外国人グループの組織的犯行だったらしい…
南アフリカで安心・おトクに現地通貨を手にして旅行を楽しもう!
今回は南アフリカにおけるクレジットカード事情やATMキャッシングのおすすめ銀行、利用方法をご紹介しました。
南アフリカでは基本的にはクレジットカードで支払いができますが、万一の場合に備えて最小限の現地通貨(ランド)も携帯しておくことをおすすめします。
結論をまとめると下記のような感じです。
旅行中にお金のことでモヤモヤしたくないですよね。
事前に準備をしていって楽しく南アフリカ滞在をしましょう!
“【2024年最新】南アフリカのATM使い方完全攻略 キャッシング/おすすめ銀行” に対して1件のコメントがあります。