【2024年最新】台湾のATM使い方完全攻略 キャッシング/手数料/DCCに注意!

 〜 本記事はアフィリエイト広告を利用しています。〜 

こんにちは!台湾在住のカナタです。


今回は台湾旅行の際のATMの使い方、主に海外キャッシングについて紹介します。

台湾でどうやっておトクに現地通貨を手に入れよう?
・どこのATMを使えばいい?
・手数料はどのくらいかかる?


こんな悩みをお持ちの方はこの記事で解決するかも。

この記事の執筆者
カナタ

日本で教育系の仕事を6年間務めたのち、退職。
現在は台湾で中国語を勉強しながら、日本語教師として働いている。


台湾は旅行先としてはもちろん、留学や出張、移住先としても人気です。

台湾の通貨「ニュー台湾ドル」を手に入れるには、現金を両替するほかに、ATMでのキャッシングという方法もあります。

ただしATMによっては手数料が掛かったり、不利なレートを選択してしまう「落とし穴」もあります。

どのATMを使うのがおすすめかどのように操作すればいいか、実際に台湾に在住の私がこの記事を読めば全てわかるように書きました!


今回の記事で紹介すること

  • 台湾の通貨についての前提情報
  • 台湾のATMでキャッシングする方法(画像付き)
  • どの銀行のATMを使えば損しないのか?


実際にオススメのATMの種類や、銀行の手数料比較、ATM操作の画像も撮ったので、ぜひ参考にしてください!






- - - - 「海外お試し移住」を自分の力で実現するための本格的な教科書を販売中です! - - - -







\目次で読みたいところへジャンプ/

台湾のATMを使う前に知っておきたい現金事情

台湾に行くのは決めたが、どこでお金を調達しよう?
日本で両替するとレートが悪いと聞いているので少し不安…
と悩んでいる方がこの記事を見ていると思います。

まず、前提条件として知ってほしい台湾のお金についても記載します。
「さっさとキャッシングの仕方を教えてくれ!」と言う方は目次からジャンプして読み飛ばしてください。

台湾の通貨「ニュー台湾ドル」の基本情報

台湾の通貨は「(ニュー台湾ドル(TWD/元)」と言います。

台湾元、新台幣、台湾ドルなど様々な表記が見られますが、全て同じ通貨を指します。

また街中での価格表示も「100元」のほかに「100塊」「100圓」「$100」のように様々な単位が使われていますが、どれも「100ニュー台湾ドル」ということを表しますので注意ください。

なお、小さいものとして角(1角=0.1元)という通貨もありますが、日常生活で目にすることはほとんどありません。

2024年1月時点

1元=4.67円

紙幣の種類は5種類、

  • 100元紙幣
  • 200元紙幣(ほぼ流通していない)
  • 500元紙幣
  • 1000元紙幣
  • 2000元紙幣(ほぼ流通していない)

硬貨の種類は6種類、

  • 5角硬貨(ほぼ流通していない)
  • 1元硬貨
  • 5元硬貨
  • 10元硬貨
  • 20元硬貨(ほぼ流通していない)
  • 50元硬貨




台湾はクレジットカードが使えない場所も多い

台湾は電子決済が普及しており、個人商店でも使えるお店が少なくありません。
しかし、クレジットカードは使えない店も多いのが現状です。

台湾に旅行に来る方は、夜市やタピオカドリンク店のようなローカルなお店を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
この様なお店ではクレジットカードが使えないことが多いため、現金を用意することをおすすめします。

なおコンビニやデパート、観光客向けのホテルなどはクレジットカードを使える場所がほとんどです。


TIPS!

海外旅行ではクレジットカード複数使いが必須です。使用目的のみならず海外旅行保険が1年間無料になるからです。
私も1個カードが使えなくなったときに予備カードが2枚あったので助かりました…
無料で海外旅行保険もついてくるので複数枚持っていくに越したことはありません


▶︎海外旅行や海外移住で必要なクレジットカード4選!海外旅行保険やキャッシングの裏技まとめ


偽札に注意が必要!

台湾は諸外国と比べて治安が良く、気持ちがゆるんでしまう観光客も多いようです。
ただし偽札には注意が必要です。
本物の紙幣には、日本の紙幣と同じように「透かし」や「ホログラム」が施されています。

お店でお釣りを受け取った際は、偽札ではないか確認するようにしましょう
万が一疑わしい場合は、その場でお店の人に確認してくださいね。

少額のクレジット決済ができないことも

台湾ではクレジットカードが使えるお店でも、「ランチ時は不可」、「500元以上のみ」のように規定を設けている場合があります。



会計時に現金が足りないことに気づいた…ということが無いよう、財布の中の現金には余裕を持っておくようにしましょう




ニュー台湾ドルを入手する方法3選

それではここから実際に台湾にきたとしたらどのようにニュー台湾ドルを入手すればいいのか、現地通貨の入手方法を紹介します。
たくさん方法はあると思いますが、基本的に3つです。

方法①:日本で両替していく

一番安全であり、不安が少ない方法は日本でニュー台湾ドルを入手していくことだと思います。

台湾は日本人の旅行先としてメジャーな国なので、空港や街中の両替所では、ほとんどの場合ニュー台湾ドルの取り扱いがあります。

しかしデメリットとしてはレートがかなり悪いということが言えます。

お金で安心を買えるというメリットもありますので、そういうスタイルの方にはこの方法をお勧めします。



方法②:現地で両替する


2つ目の方法は、台湾に到着してから銀行や両替所に行き、日本円や他国の外貨をニュー台湾ドルに両替する方法です。
各空港には両替所がありますし、街中にも銀行はたくさんあります。

ただし両替所や銀行で両替する場合は、手数料がかかる場合が多く、両替所の利益としてレートが上乗せされています

ただし日本で両替するよりは、お得なレートであることがほとんどです。ATMの操作がどうしても苦手な人は、現地両替所での両替をおすすめします。


方法③:ATMでキャッシングする


一番おすすめの方法はATMでキャッシングです。

キャッシングって…つまり借金?
無理、怖い…

と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私も最初は「キャッシング」という言葉に悪いイメージを抱いていました。
ですが、ご自身の予算を超えた額を借りない限り、不安に感じる必要はありません。クレジットカードのキャッシングは繰り上げ返済ができるため、利息も抑えることができます。

ATMの海外キャッシングは基本的に「実勢レート」と言われる、通貨の対外価値を示す手数料などが含まれていないいわゆる世界標準レートで金額を下ろすことができます
そこにATMの会社に払う手数料(0円~約450円)と、カード会社に払う利息を合わせた金額になります。

キャッシングはカードショッピングと同じで、1か月後の返済が基本。
その1ヶ月間、カード会社から借金をしているような状態になるので、その間に利息が発生します。
この利息でカード会社は稼いでいるというわけです。

カード会社に払う利息は利用日から、返済日までの期間によって変わります。
つまり1ヶ月より早く返せば、怪しい両替商よりもはるかにお得に現地通貨を手にできるのです。

このようにキャッシングは仕組みさえしっかり理解できていれば怖いことなんかありません。

私は台湾のみならず、スペインやオーストラリアなどに行った際も エポスカード でキャッシングしました。ネットから次の日には繰上げ返済できるので、手数料は実質ほぼ0円で現地通貨をゲットできています。
ほかのカードの繰上げ返済はだいたい電話でしかできないので、海外にいながらネットで繰上げできる エポスカード は海外によく人にとって最強のカードだと思っています。年会費も無料です!






台湾でATMキャッシングするときに気をつけること

台湾のみならずですが、海外で頻繁にATMキャッシングをする私が、キャッシングする際に気をつけていることを紹介します。

国によっては、少しトリッキーなATMがあるので、気をつけてください。



注意点①:ATMにはDCC手数料というものがある

一番気をつけなくてはいけないのがDCC手数料の提案です。

DCC取引とは?

DCC(Dynamic Currency Conversion)は、即時に確定されたレートを元に自国通貨でのカード決済ができるサービス。
通常はレート確定まで数日かかるところを、その時点でレートが確定され、さらに日本円で提示されるので、一見分かりやすい便利なサービスですが、現地の金融機関側がレートを決めるので、通常のクレジットカードキャッシング時のレート(VisaやMasterの基準レート)に比べると悪い場合が多く、さらに手数料を徴収する銀行もある。

ソトグラシ



要約すると、

DCC取引=日本円での取引(ただしレートは銀行が決めるよ)
●通常取引 =ニュー台湾ドルでの取引


海外でのキャッシング、またはショッピングの際、「DCCを利用しますか?」と聞かれたら答えはNO=現地通貨での取引を選択するのが良いと思います。

これからご紹介する國泰世華銀行のATMでも選択画面がありますので、注意して選択してくださいね。

DCC取引を回避するには?

DCC取引かどうか見極める方法があります。

それは、下記のような表示がされるかどうか。

これが表示されたらDCC取引するATM

確定レート(1TWD=●JPY)の表示
日本円での金額の表示
手数料(Mark up または Commision)の表示
当銀行のレートでの取引になりますの表示
この条件を承諾して取引しますか?の表示


DCCを提案しないATMならば、レートや日本円額などはレート確定日(引き落とし日)まで分かりようがないはず。
なので選択した現地通貨額(TWD)のみが表示されます。

これに気がつかずに「Yes」を押して先へ進むとDCCを選択したことになってしまって、悪いレートで現地通貨を引き出すことになってしまいます
また、NOというボタンがなく、強制的にDCC適応になるという最悪なATMも多数あるので注意が必要です。


注意点②:一気に20,000元以上下ろせないところもある

台湾では、1回でATMからおろせる金額が決まっている場合があります

1回の取引で20,000元(87,000円)以上の金額を入力できないということが多く、長期滞在の場合など一度にたくさんお金を下ろしたいときは、複数回キャッシングする必要があります。

手数料がかかっちゃうし、繰上げ返済するのも面倒〜〜〜。



エポスカードのようにネットで繰上げ返済がすぐにできるなら何度かに分けてキャッシングするのもアリだと思います。

電話ではなくネットでまとめてできるので、まとめて処理できます。



注意点③:スキミングやのぞき見防止、人通りの少ない道で大金を下ろさない

これは海外でのキャッシング全般に言えることですが、大金を得るキャッシングは治安の悪いところでは行わないことが鉄則です。

こんな事例があります。

キャッシングの時に起こったトラブルの事例

  • 発展途上国にて、ATMの中にお金が入っていなかった
  • キャッシングを行なった瞬間に、現金を強奪された
  • ショッピングモールのATMでスキミング(情報を抜き取られる)されてカードを使用された
  • ATMにカードが飲み込まれて出てこなくなった


台湾は治安も良く気が緩みがちですが、油断せずにキャッシングを行うときは万全の警戒で行ってくださいね。

心配な方は銀行に併設されているATMで、銀行が空いてる時間帯にキャッシングすることをおすすめします!
(何かあっても窓口で対応してくれます)



オススメの記事

海外でも日本の電話番号を保持しているとかなり便利です。
楽天モバイルならデュアルSIMで、eSIMなので、現地と日本の2つの電話番号を持てます!
短期滞在なら楽天の海外ローミングが2GBまで無料なのでSIMを買う必要もないです。
今回のようなトラブルになるケース以外にも、楽天モバイルで2つ電話番号を持ってると以下のメリットが。

もともと登録していたサービスのSMS認証が届く
・保険会社とのやりとりがスムーズ
・海外番号を使えば海外のアプリに登録できる
・tiktokを日本にも、海外にも狙ったところに配信できる


などメリットがたくさんあります。

▶︎【海外旅行・海外移住】日本の携帯番号を格安で維持!楽天モバイルが最強 の記事はコチラ


台湾のATMでキャッシング

台湾には非常に多くの銀行があり、どの銀行のATMでキャッシングすればいいか迷う方も多いと思います。

おすすめは「國泰世華銀行」のATMです。多くの銀行で必要な手数料がかからないため、お得にキャッシングすることができます!


また「國泰世華銀行」のATMは、ファミリーマート(全家超商)、ハイライフ(萊爾富)といったコンビニ店内や台北MRT(地下鉄/捷運)駅構内など、全国約4500箇所に設置されており、見つけやすいのも魅力です。


ワンポイント注意

一部のファミリーマート店内にある「台新銀行」や、セブンイレブン店内の「中國信託銀行」のATMは、100元の手数料がかかってしまうので、お急ぎの時以外はおすすめしません。




台湾のATM(國泰世華銀行)キャッシング手順

それでは早速写真付きでキャッシング方法を紹介していきます。


まずクレジットカードを挿入すると、以下のような画面が表示されます。



手元のキーボードでクレジットカードの暗証番号を入力し、[確認] ボタンを押します。



[Credit Account/信用卡帳戶]を選択します。



引き出したい金額を入力し、[Next/下一步]を選択します。

金額は、現地通貨(ニュー台湾ドル)で入力してください。



100元紙幣が必要かどうかの確認画面です。

[Yes/是]を選択すると、総額のうち1000元分だけ100元紙幣×10枚で出てきます。
小さなお店や屋台などでは、100元紙幣があると便利ですよ。

嬉しい機能ですね。


注意!
DCC取引をするかどうかの確認画面です。

ここでは「Defer Conversion/延後匯率轉換」 つまりこのレートを適応しない、を選択することを強くお勧めします。
「Immediate Conversion/立即匯率轉換」を選択すると、銀行の提示するレートが適用され、直後に大きなレート変動がない限り、損をしてしまう可能性が大きいです。


もしこのレートを飲んでしまうと…

ここで提示されたレートは1元=4.58円。当日の実際のレートが1元=4.33円だったので、20,000元キャッシングした場合は、約5,000円も差があります。





銀行と提携するお店のクーポンを発行することができます。
興味のある方以外は、「No/否」を選択してください。



しばらくすると、現金が出てきます。


明細とカードを受け取り、取引終了です。

…以上です!
簡単ですよね。

しかもキャッシングが終わったら、すぐにネットで返済してしまえば利息は0!
癖づけると良いですね。

▶︎エポスカード裏技!海外キャッシングをネットのみで繰上げ返済する方法



台湾のキャッシングやお金に関する口コミ

私以外の方の台湾のお金・キャッシングに関するSNSの投稿を集めてみました。

台湾で安心・おトクに現地通貨を手にして旅行を楽しもう!


今回は台湾の両替事情から、オススメの銀行、キャッシングの仕方まで紹介しました。

結論をまとめると下記のような感じです。


台湾での現金入手方法のまとめ

  • 台湾の通貨はニュー台湾ドル、1元=4.67円くらい
  • ATMでのキャッシングが一番お得
  • 台湾ではエポスカードでキャッシングすればネットで繰上げ返済できて利息ほぼ0
  • DCC手数料に注意!
  • 國泰世華銀行のATMなら、手数料無料で設置台数も多い


台湾は短期間の旅行で来る方も多いですよね。
サクッと現地通貨を手に入れて、たっぷり観光してください!




世界中のキャッシング情報をまとめてます!ここから行きたい国を選んでね

【完全保存版】世界各国の海外キャッシングまとめ!おすすめ銀行/手数料/ATM

海外キャッシングは両替よりもオトクに現地通貨を手に入れられる方法というのは旅人の間では常識です。銀行によって手数料やレートなどが変わってくるので、世界各国在住…


Follow me!

【2024年最新】台湾のATM使い方完全攻略 キャッシング/手数料/DCCに注意!” に対して6件のコメントがあります。

  1. RIKU より:

    とても 丁寧で分かりやすく説明されていて
    言葉の出来ない 海外キャッシング初心者の私には
    感謝しか無い記事でした

    台湾に行った時には、ココを見ながら
    心強く ATM操作したいと思います。
    ありがとうございました

    1. yama3 より:

      RIKUさん
      ご丁寧にありがとうございます!
      それは良かったです。
      ぜひ活用してみてください!

  2. Gen より:

    とても分かりやすく、7/3に利用したものが先程繰り上げ返済でき助かりました。ただ残念ながら福華大飯店の近くのファミマにある國泰世華ATMつかったのですが、手数料220円請求されてしまいました。何か条件が違うのかも知れません。

    1. yama3 より:

      コメントありがとうございます。
      國泰世華ATMでも手数料かかるものがあるんですね‥他の国ではATM設置手数料という謎の手数料を請求される例もあったようですが、画面に表示されるのみで実際は引き落とされなかったという事例もあるようです。

  3. ko より:

    質問があります。長文で失礼いたします。
    つい先日、台北にてエポスカードでATM海外キャッシングを利用しました。
    返済する時に、自分が返済するであろう予想金額より4000円ほど多く請求されました。
    疑問に思っていたところ丁寧に説明してくださっている、こちらのサイトを見つけました。
    私が使用したATMもたまたま國泰世華銀行です。
    明細表が手元にあるのですが、「即時匯率 Exchange Rate JPY1=TWD0.20404」という欄があります。
    これは私がDCC取引→OKにしてしまったということでしょうか?
    前もってATM操作方法を調べていたにも関わらず使えるATMが見つからず、焦って操作したので
    DCCの画面が出たのは覚えていますが、どのボタンを押したのか?思い出せません。
    次回の台湾旅行時に役立てたいので、教えていただけるととても助かります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。