【2025年最新】海外旅行おすすめクレジットカード5選!プロが用途別に解説

こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。
海外旅行の必需品、クレジットカード。
もはや無いと旅ができないと言ってもいいほどのまさに“ライフライン”です。
キャッシング・海外保険・ラウンジ・送金など、用途ごとに選ぶべきクレジットカードは異なります。
しかし、調べても何やらいろんなカードが出てきて、ポイントがどうやら、保険がどうやら…
正直どれを選べばいいのかわかりにくい。

結局どれがいいんや…選ぶのも面倒だしとにかくコレなら間違いない!というやつだけ教えてくれ…!
この記事では元JTB社員で多くの海外添乗をし、プライベートでも渡航30カ国を超えるバックパッカー経験あり、そして現在も4年間の海外在住というまさに旅のプロの筆者が厳選した、2025年最新情報をまとめて、これだけ押さえておけば大丈夫!というおすすめクレカ5選を、リアルな使用体験とともに解説します。
10年の海外旅行歴の末にたどり着いた結論なので、多くの人にとって悩んだらこれだけ揃えておけばOKと自信を持って言えます。
- 海外旅行保険、キャッシング、送金などクレジットカードごとの強み
- 最終的に何がいいのか?10年の旅経験で最終決定した現在最強の布陣の紹介
- クレジットカードを活用した裏技
最後まで読むと、筆者だけではなく多くの旅のプロが活用しているクレジットカード事情が全てわかります。

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海外旅行にクレジットカードはマスト

海外旅行をする上で、クレジットカードは旅行の土台を支えるインフラとも言える存在です。
現地通貨のキャッシング、ホテルやカフェでの決済、航空券の購入、さらには保険機能やラウンジ利用など、クレジットカード1枚で担う役割は多岐にわたります。
特にキャッシング機能と海外旅行保険は、海外旅行にとって重要な視点です。
現地でATMから現金を引き出す際には、レートや手数料で差が出やすく、条件の良いカードを選ぶことで出費を抑えられます。
また、万が一の怪我や盗難に備えて、保険が自動付帯しているカードがあれば安心です。このあと紹介するカード選びのポイントや、おすすめのクレジットカード6選では、こうした実用性と安心感のバランスを重視して解説していきます。
海外旅行に必要なクレジットカードの選び方

海外旅行では、クレジットカードをただ1枚持つだけでは不十分です。
国ごとの決済事情や滞在スタイルに応じて、複数枚のカードを使い分けることが現地でのトラブル回避やコスト削減につながります。
ここでは、用途別に適したカードの選び方と、実際に筆者が使用しているカード構成をご紹介します。
用途ごとにクレジットカードを使い分ける
海外では、日本と異なり現金が使えない場面や、カード会社による利用制限が発生するケースもあります。
たとえば、ある国ではVISAが主流でも、別の国ではMastercardの方が利用しやすいこともあります。
また、突発的な怪我や盗難に備えて、海外旅行保険が付帯されているカードを1枚持っておくと安心です。
空港ラウンジの利用可否も、せっかくの旅行を快適に過ごすために見逃せない要素です。
そのため、
- 支払い
- キャッシング
- 海外旅行保険
- 空港ラウンジ
- 海外送金
といった用途に合わせて、カードを機能別に持つことが理想的です。
結論:旅人歴10年の私が使用してるクレジットカードの布陣
筆者自身も、以下のように目的ごとにクレジットカードを使い分けています。
いずれも年会費無料またはコストパフォーマンスに優れたカードで構成しており、海外旅行中でもストレスなく使えています。
用途 | カード名 | 年会費 | 特徴・備考 |
---|---|---|---|
キャッシング | エポスカード | 無料 | ネット繰上げ返済が可能/海外ATM対応 |
海外旅行保険 | リクルートカード(VISA・JCB)2枚 | 無料 | 年会費無料で利用付帯保険あり |
三井住友カード(NLなど) | 無料 | 利用付帯/保険条件が良い | |
ラウンジ利用 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 初年度無料 | プライオリティ・パスが無料付帯 |
海外送金 | WISEカード | 無料 | 現地通貨での送金・支払いが簡単 |
比較表のように、海外旅行に必要な機能はカードによって得意分野が異なります。
次からは、それぞれの用途別に特化したクレジットカードを詳しく紹介していきます。
まずは、現地での現金引き出しに便利なエポスカードから見ていきましょう。
キャッシング利用に最適なエポスカード

海外旅行をするときに、現地通貨を安全かつ低コストで手に入れる手段は重要です。
その点、エポスカードはネットで繰上げ返済ができ、保険も付帯するなど、海外キャッシングとの相性が抜群です。
ここではその基本スペックと、旅行者視点でのメリットを順にご紹介します。
エポスカードの概要
エポスカードは、バックパッカーや旅行者の間で非常に人気の高い、年会費無料のVISAカードです。
マルイ系列のイメージが強いですが、実は海外キャッシングや保険など、旅と相性の良い特典が豊富に揃っているので旅人の間ではもはや必需品と言われてるカードです。
まずは、エポスカードの基本スペックを以下の表で確認してみましょう。
海外旅行・ノマドの必須王道カード
年間の会員費無料で海外旅行保険もついてくる最強クレジットカード。キャッシングをネットで繰り上げ返済できる数少ないクレジットカード。ゴールドカードの招待ハードルも比較的低いので狙いやすい。
海外移住者のみならずノマドやバックパッカーもほぼ持ってるイメージの王道クレジットカードです。
名称 | エポスカード ![]() |
国際ブランド | VISA |
年会費 | 永年無料 |
海外旅行保険 | 下記利用付帯 ・障害死亡/後遺障害:最高500万円 ・傷害治療費用:200万円 ・疾病治療費用:270万円 ・賠償責任:2,000万円 ・携行品損害:20万円 ・救援者費用:100万円 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外キャッシング | 海外ATM対応(オンラインで繰り上げ返済可能!) |
メリット | オンラインで申し込んで店舗に行けば即日発行可能 |
入会特典 | 上記画像から申し込みで2,000円分ポイントがつきます! |
ゴールドカード | インビテーション経由で年会費永年無料/年間50万円以上利用で翌年以降無料 |
2023年10月以降、エポスカードの海外旅行保険は「自動付帯」から「利用付帯」に変更されています。
つまり、旅行代金や航空券、現地での公共交通機関の支払いなどをカード決済しないと補償が適用されない点には注意が必要です。
利用付帯について詳しく知りたい方はこちらの記事へ
一方、ゴールドカードはインビテーションやファミリー紹介で年会費が永年無料になるため、
継続的に使い続けることでより手厚い特典を享受できるようになります。
メリット①:海外キャッシングをネットで繰上げ返済
エポスカードの最大の強みは、海外キャッシングを「ネット上から簡単に繰上げ返済できる」点です。
通常、海外ATMで現金を引き出すと高い利息が発生しますが、繰上げ返済を活用することでコストを最小限に抑えられます。
詳しい手順や返済タイミング、実際に両替と比べてどのくらいオトクになるのかについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

メリット②:海外旅行保険も利用付帯で安心
エポスカードの海外旅行保険は前述の通り「利用付帯」に改定されています。
つまり、航空券やツアー代金などをエポスカードで支払うことで、旅行期間中に補償を受けられるという条件付きです。
条件を満たせば、90日間のケガ・病気の治療費や携行品損害、賠償責任などをカバーしてくれるため、通常の旅行範囲であればかなり心強い内容です。
他社カードでは旅行保険がそもそも付かないケースもある中で、条件付きとはいえ「保険機能を備えている」点はエポスカードの強みと言えます。
私の妻は実際にタイで骨折した際に120万円かかったのですが、エポスカードの保険が適用されて、結果0円で済むことができました。
ヨーロッパやアメリカなどではクレカ付帯の保険だけでは賄いきれないのですが、アジア旅行ならエポスに付帯してる保険で賄えることが多いようです。
メリット③:ゴールドへの昇格がしやすい
エポスカードの大きな魅力のひとつが、ゴールドカードへの昇格ハードルが非常に低い点です。一般的なゴールドカードは年会費がかかるものが多いですが、エポスカードの場合は招待(インビテーション)やファミリーゴールド紹介制度を通じて申し込むことで、年会費が永年無料になります。
また、通常申し込みでも年間50万円以上利用すれば翌年以降は無料となるため、海外旅行の支払い関係をまとめてエポスにすればカード使用頻度が高い人であれば実質無料でゴールドカードを持ち続けることも可能です。
ゴールドカードに昇格すると、ポイント還元率アップや海外旅行保険の補償額強化、国内主要空港ラウンジの一部無料利用など、さらに多くの特典を享受できるようになります。
詳しい条件や体験談については、こちらの記事でも紹介しています。
▶ 海外ノマド生活とエポスカードの相性【ゴールド昇格の裏側】
海外旅行保険が充実!リクルートカードと三井住友カード

海外で暮らしたり長期滞在するノマドにとって、クレジットカードに付帯する海外旅行保険は「見えないお守り」のような存在です。
病気やケガ、盗難や飛行機の遅延など、トラブルが起きた際にカード1枚で補償を受けられるのは大きな安心材料となります。
ここでは、年会費無料でもしっかり保険が付いている2枚の優秀カード、
「リクルートカード」と「三井住友カード(NL)」の特徴をわかりやすくご紹介します。
リクルートカードの特徴と保険内容
リクルートカードは、年会費無料・高還元・付帯保険の3拍子そろった人気カードです。
とくに海外旅行保険は利用付帯ながらも補償内容が充実しており、短期〜中期の滞在に十分対応します。
以下に主なスペックをまとめました。
カード名 | リクルートカード(visa/JCB) |
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA / Mastercard / JCB 2枚作成可能! |
海外旅行保険 | 利用付帯保険・海外:最高2,000万円、国内:最高1,000万円 |
カード利用枠 | 10~100万円 |
キャッシング利用枠 | 10〜100万円 |
ショッピング保険 | あり:最高200万円 |
ポイント還元率 | 1.2%:100円 → 1.2P(リクルートポイント) |
マイル交換レート | JAL:2P → 1マイル |
入会特典 |
使うだけで高還元、保険もしっかり――というリクルートカードの実力は、
こちらの記事でも詳しく解説されています。

三井住友カードの特徴と保険内容
三井住友カード(NLなど)は、ナンバーレスの安心設計と、使いやすさで人気の一枚です。
海外旅行保険は利用付帯ながらも、条件を満たせばしっかりと補償が受けられます。
以下に三井住友カード(NL)の主なスペックをまとめました。

ナンバーレスでセキュリティも◎
同じく利用付帯の海外旅行保険が付いているクレジットカード。裏面にもカード番号が記載されていないので、盗難にあった場合のリスク管理もバッチリの海外向けのカード。
カード利用から90日間の保険が適用になる。
カード名 | 三井住友カード(NL) |
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA / Mastercard |
海外旅行保険 | 利用付帯保険・海外:最高2,000万円、国内:最高1,000万円 |
特徴 | ナンバーレス仕様/スマホ決済で最大7%還元(条件達成で最大10%) |
入会特典 |
クレジットカード保険を組み合わせて、海外生活の安心を確保したい方にとって、三井住友カードは補完用の一枚として非常に心強い存在です。
ラウンジ利用ができるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)

海外旅行の時の空港ラウンジの存在は、単なる“くつろぎ”ではなく仕事環境や安心感を左右する大事な要素です。
そんなラウンジ利用をコストをかけずに実現できるのが、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)」です。
本来はハイステータス向けと思われがちなこのカードが、期間限定で年会費無料という驚きの条件で申し込める今、海外旅行で特に乗り換えなどが発生する人にとっては見逃せない1枚となっています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)の概要
まずは、基本情報を表で整理しておきましょう。

プライオリティ・パスが無料で付いてくるチート級クレカ
年会費がかかってくるが圧倒的に元が取れるコスパ抜群なクレジットカード。プライオリティパスが付帯する年会費無料のクレカは今やほとんど存在せず、キャンペーンが終了する前に今のうちに作成をおすすめします。
名称 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)![]() |
国際ブランド | VISA |
年会費 | 通常33,000円(税込)/初年度無料(キャンペーン継続中) |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス(提携カード/クレディセゾン発行) |
空港ラウンジ | 国内主要ラウンジ無料+プライオリティ・パスで海外ラウンジ利用可 |
プライオリティ・パス | プレステージ会員(通常年会費469USD=約7.3万円相当)が無料付帯 |
ポイント還元 | 永久不滅ポイント/国内0.5%相当、海外利用は2倍で約1.0%相当 |
プライオリティ・パスが無料でゲットできる!
このカード最大の魅力は、通常469USD(約7.3万円)かかる「プライオリティ・パス・プレステージ会員」が無料付帯する点です。
この特典により、世界1600か所以上の空港ラウンジを、回数無制限で利用することができます。
エポスカードのゴールドなどにもラウンジを使える機能がついてるのですが、国内限定だったりするので世界中どこに行ってもラウンジが使えるようになりたい人や、乗り継ぎが多い人、ヨーロッパ周遊をする方などは絶対に持っておいた方がいいカードです。
Wi-Fiや電源、軽食やドリンクなどが揃うラウンジは、海外旅行者にとってはまさに“快適な安息の地”。
フライトの待ち時間をリモートワークに充てたい方にも非常に相性の良いカードです。
私は実際3ヶ月ほどヨーロッパでノマドした時はこのカードで15回ほどラウンジを利用しました。
現在年会費無料!他になかなかないので急げ!
通常33,000円(税込)の年会費が初年度無料となるキャンペーンは、現在も継続中です(2025年6月時点)。
この条件でプラチナクラスのカードとラウンジ特典を得られるチャンスは非常にめずらしく、同等スペックの他社カードと比べても圧倒的なコスパを誇ります。
単純に考えても
・年会費 33,000円→無料
・プライオリティパス7.3万円→無料
なので、初年度は10万円以上が無料で手に入る計算です。
乗り換えの多い方で、空港ラウンジを本格的に活用したいと考えているなら、今のうちに申し込んでおく価値は十分にあります。

海外送金に便利!WISEカード

意外と見落とされがちなのが「送金と支払い手段」です。
特に2~3週間以上など長期で滞在するときは、現地通貨の引き出しや送金、外貨建ての支払いなど、日本の銀行口座だけでは対応しきれない場面が多々あります。
そんな中で多くの長期旅行者から支持を集めているのが、マルチカレンシー対応の「WISEカード(旧TransferWise)」です。
送金・受取・支払いを1枚で完結できるその柔軟性は、まさに長期旅行者のために設計されたツールと言っても過言ではありません。
WISEカードとは?
WISEカードは、送金サービス「WISE」が提供するデビットカード型のマルチカレンシー決済手段です。
日本円をはじめとする50以上の通貨に対応し、口座間送金や為替の自動変換、現地通貨引き出しにも柔軟に対応します。
国内での利用はもちろん、海外ATMからの現地通貨引き出しや、為替レートのよい両替を行いたい場合にも重宝されるカードです。
海外送金をスムーズに!WISEカードの魅力
WISEカードが特に優れているのは、圧倒的に安い手数料とリアルタイム為替レート。
従来の銀行やPayPalを通じた国際送金に比べて、コストも時間も大幅に削減できます。
たとえば、海外ノマドの方が、クライアントからの報酬をユーロで受け取っても、WISE内で日本円やドルに両替してすぐに使えるため、報酬受け取り→両替→現地支払いがすべてこのカード1枚で完結します。
海外旅行にWISEカードがおすすめの理由
長期旅行や海外ノマドにとって、WISEカードの利便性は計り知れません。
現地の銀行口座を開設せずに現地通貨を使える、海外拠点間で自由に資金を移動できる、円安・ドル高の影響を受けづらいなど、ライフスタイルに合った通貨運用ができることは大きな強みです。
加えて、カードアプリの操作性も非常に高く、利用明細・チャージ・送金のすべてがスマホで完結。
旅先でも都市でも、金銭管理を柔軟にこなせる点が、WISEカードを選ぶ最大の理由と言えるでしょう。
\私からの招待申込で75,000円分送金手数料無料キャンペーン中/
海外旅行に最適なクレジットカードは目的別に選ぼう!

海外旅行をする上で、クレジットカードは単なる“決済ツール”ではありません。
キャッシング、保険、送金、ラウンジ――あらゆるシーンで「そのカードを持っているかどうか」が、旅行の快適さを大きく左右します。
本記事では、目的ごとに最適なカードを以下のようにご紹介してきました。
- 現地ATMでの引き出し:エポスカード(海外キャッシング+繰上げ返済)
- 海外旅行保険:リクルートカード(高還元&補償バランス◎)/三井住友カード(NL)
- 空港ラウンジ:セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス®(PP付帯)
- 海外送金&通貨管理:WISEカード(マルチカレンシー対応)
重要なのは、1枚ですべてをまかなうのではなく、「用途ごとに使い分ける」こと。
そうすることで、年会費を抑えつつ、プロのようなノマド生活を実現できます。
海外での不安を減らし、快適な旅行をするために、あなたのライフスタイルに合ったクレジットカードを今こそ見直してみてください。

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