【2024年最新】マレーシアのATM使い方完全攻略!キャッシング/おすすめ銀行
こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。
今回はマレーシア旅行の際のATMの使い方、主に海外キャッシングについて紹介します。
・マレーシア(クアラルンプール)でどうやっておトクに現地通貨を手に入れよう?
・どこのATMを使えばいい?
・手数料はどのくらいかかる?
こんな悩みをお持ちの方はこの記事で解決するかも。
この記事の執筆者
やまさん
観光系の大手企業に4年間勤め、ワーケーションなどの自由な働き方を提案する事業を行う。
夫婦2人で仕事を辞めて海外試住中。
趣味のバックパッカーで30カ国以上渡航し、旅行会社で世界中飛び回った経験から、住む場所にとらわれずに働ける移住先を探す。
2023年クアラルンプールやペナン島にお試し移住。
現在はタイ・チェンマイに住んでます。
趣味はキャンプで、自然の中で過ごすこと。
▶︎仕事を辞めて夫婦で海外試住をした理由についての記事はこちらから!
マレーシアは人気の観光地で世界各国からさまざまな人が集まってきます。
特にクアラルンプールやペナン島は人気の観光地。
治安は比較的良いですが、ATMによっては手数料が掛かったり、不利なレートを選択してしまう「落とし穴」もあります。
どのATMを使うのがおすすめか、どのようにATMを操作すればいいか、
実際にマレーシアに滞在してた私がこの記事を読めば全てわかるように書きました!
実際にオススメのATMの種類や、銀行の手数料比較、ATM操作の画像も撮ったので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
マレーシアのATMを使う前に知っておきたい現金事情
マレーシアに行くのは決めたが、どこでお金を調達しよう?
日本で両替するとレートが悪いと聞いているので少し不安…
と悩んでいる方がこの記事を見ていると思います。
まず、前提条件として知ってほしいマレーシアのお金についても記載します。
「さっさとキャッシングの仕方を教えてくれ!」と言う方は目次からジャンプして読み飛ばしてください。
マレーシアの通貨「マレーシアリンギット(MYR)」の基本情報
マレーシアの通貨はマレーシアリンギットと呼ばれます。
1リンギット(MYR)はおおよそ34円程度(2024年10月現在)。
紙幣は1、5、10、50、100リンギットが主に流通しています。小額硬貨も使われていますが、キャッシングの際には紙幣がメインとなるでしょう。
2024年10月時点
1MYR=34.7円
紙幣の種類は6種類、
- 1リンギット
- 5リンギット
- 10リンギット
- 20リンギット
- 50リンギット
- 100リンギット
硬貨の種類は4種類、
- 50セント
- 20セント
- 10セント
- 5セント
100セントで1リンギットです。
マレーシアでクレジットカードの普及率は?
都市部や観光地のホテルやレストランではクレジットカードが広く使えるので安心です。
特にクアラルンプールのスーパーやショッピングモールなどでは基本的にカード決済可能です。
一方で、郊外やローカルの市場、屋台などでは現金が必要です。
特に、小額の支払いでは現金が好まれるため、ある程度の現金を持っていると安心です。
クレカの機械が故障していて使えないことや、単純に面倒がってクレカ決済をさせてもらえないところも多数あります。
TIPS!
海外旅行ではクレジットカード複数使いが必須です。使用目的のみならず海外旅行保険が1年間無料になるからです。
私も1個カードが使えなくなったときに予備カードが2枚あったので助かりました…
無料で海外旅行保険もついてくるので複数枚持っていくに越したことはありません
マレーシアリンギットの計算が少し厄介
マレーシアでの通貨は、1MYR=34.7円
韓国のように0を一つ消す、とかならわかりやすいのですが、どうしても計算が厄介です。
スーパーなどで買い物をしようと思って「18リンギット」と言われても瞬時に高いか安いかの判断ができないです。
30倍して、ちょっと足す…くらいの感じです
慣れてくるとリンギット表記の方がわかりやすいですが、最初は分かりにくいかもしれません。
マレーシアはチップ文化がない?
基本的に、マレーシアではチップ文化はありません。ただし、高級レストランやホテルではチップを渡すことが習慣となっている場合もあります。そのため、少額の現金を用意しておくと、いざという時に便利です。
マレーシアリンギットを入手する方法3選
では、実際にマレーシアに到着してから、どのように現地通貨であるマレーシアリンギットを入手すればよいのでしょうか。
ここでは、3つの方法を紹介します。
マレーシアリンギットの入手方法
- 日本で両替していく
- 現金で両替する
- ATMでキャッシングする
一つずつ紹介します。
方法①:日本で両替していく
一番安全で、不安が少ない方法は、日本で事前にマレーシアリンギットを用意することです。
JTBやHISなどの旅行代理店で、事前に両替を予約し、空港で受け取ることもできます。
デメリットとしては、レートがあまり良くないことが多いです。
お金で安心を買えるというメリットもありますので、そういうスタイルの方にはこの方法をお勧めします。
方法②:現金で両替する
マレーシアの空港や市内の両替所で、日本円をマレーシアリンギットに両替することも可能です。
ただし両替所や銀行で両替する場合は、手数料がかかる場合が多く、両替所の利益としてレートが上乗せされています。
また、両替所によっては手数料が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
方法③:ATMでキャッシングする
最もおすすめの方法は、ATMでキャッシングすることです。
ATMでキャッシングをすれば、現地の銀行のレートで、手軽に現金を引き出すことができます。
ただし、キャッシングには手数料がかかるため、カード会社の条件を事前に確認しましょう。
キャッシングって…つまり借金でしょ?怖いですよね?
私も最初は「キャッシング」という言葉に悪いイメージを抱いていました。
ですが、ご自身の予算を超えた額を借りない限り、不安に感じる必要はありません。クレジットカードのキャッシングは繰り上げ返済ができるため、利息も抑えることができます。
ATMの海外キャッシングは基本的に「実勢レート」と言われる、通貨の対外価値を示す手数料などが含まれていないいわゆる世界標準レートで金額を下ろすことができます。
そこにATMの会社に払う手数料(0円~約450円)と、カード会社に払う利息を合わせた金額になります。
キャッシングはカードショッピングと同じで、1か月後の返済が基本。
その1ヶ月間、カード会社から借金をしているような状態になるので、その間に利息が発生します。
この利息でカード会社は稼いでいるというわけです。
カード会社に払う利息は利用日から、返済日までの期間によって変わります。
つまり1ヶ月より早く返せば、怪しい両替商よりもはるかにお得に現地通貨を手にできるのです。
このようにキャッシングは仕組みさえしっかり理解できていれば怖いことなんかありません。
私はクアラルンプールのみならず、ペナン島でも、隣国のベトナムやタイなどに行った際も エポスカード でキャッシングしました。ネットから次の日には繰上げ返済できるので、手数料は実質ほぼ0円で現地通貨をゲットできています。
ほかのカードの繰上げ返済はだいたい電話でしかできないので、海外にいながらネットで繰上げできる エポスカード は海外によく人にとって最強のカードだと思っています。年会費も無料です!保険もついてるので使わない意味がわからない!というほど必需品だと思っています。
マレーシアでATMキャッシングするときに気をつけること
マレーシアのみならずですが、海外で頻繁にATMキャッシングをする私が、キャッシングする際に気をつけていることを紹介します。
国によっては、少しトリッキーなATMがあるので、気をつけてください。
注意点①:DCC手数料には注意
マレーシアでは、ATMで現金を引き出す際に「DCC(Dynamic Currency Conversion)」というサービスが提案されることがあります。
DCC取引とは?
ソトグラシ
DCC(Dynamic Currency Conversion)は、即時に確定されたレートを元に自国通貨でのカード決済ができるサービス。
通常はレート確定まで数日かかるところを、その時点でレートが確定され、さらに日本円で提示されるので、一見分かりやすい便利なサービスですが、現地の金融機関側がレートを決めるので、通常のクレジットカードキャッシング時のレート(VisaやMasterの基準レート)に比べると悪い場合が多く、さらに手数料を徴収する銀行もある。
要約すると、
●DCC取引=日本円での取引(ただしレートは銀行が決めるよ)
●通常取引 =マレーシアリンギットそのままでの取引
海外でのキャッシング、またはショッピングの際、「DCCを利用しますか?」「日本円で払いますか?」と聞かれたら答えはNO=現地通貨での取引を選択するのが良いと思います。
これが表示されたらDCC取引するATM
確定レート(1MYR=●JPY)の表示
日本円での金額の表示
手数料(Mark up または Commision)の表示
当銀行のレートでの取引になりますの表示
この条件を承諾して取引しますか?の表示
DCCを提案しないATMならば、レートや日本円額などはレート確定日(引き落とし日)まで分かりようがないはず。
なので選択した現地通貨額(MYR)のみが表示されます。
これに気がつかずに「Yes」を押して先へ進むとDCCを選択したことになってしまって、悪いレートで現地通貨を引き出すことになってしまいます…
また、NOというボタンがなく、強制的にDCC適応になるという最悪なATMも多数あるので注意が必要です。
注意点②:引き出しの上限に注意
マレーシアのATMでは、1回のキャッシングで引き出せる金額が決まっています。一般的には、1回につき最大3,000~5,000リンギット程度です。大量の現金を必要とする場合は、何回かに分けて引き出す必要があるので注意しましょう。
手数料がかかっちゃうし、繰上げ返済するのも面倒〜〜〜。
急に現金が大量に欲しくなると詰みます。
そういった時は、別の銀行を使いましょう。
エポスカードのようにネットで繰上げ返済がすぐにできるなら何度かに分けてキャッシングするのもアリだと思います。
電話ではなくネットでまとめてできるので、まとめて処理できます。
注意点③:トラブル対策をしっかりと
ATMを利用する際は、スキミング被害に注意が必要です。できるだけ人通りの多い場所や、銀行併設のATMを利用するようにし、PINコードを入力する際には、手で隠すなどの対策をしましょう。
マレーシアではエリアによってまだまだ詐欺や強盗などの被害が報告されています。
お金を扱うときは注意は必要。油断せずにキャッシングを行うときは万全の警戒で行ってくださいね。
心配な方は銀行に併設されているATMで、銀行が空いてる時間帯にキャッシングすることをおすすめします!
(何かあっても窓口で対応してくれます)
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▶︎【海外旅行・海外移住】日本の携帯番号を格安で維持!楽天モバイルが最強 の記事はコチラ
マレーシアのATMでキャッシング
マレーシアでは、多くの銀行がATMを提供しています。以下の銀行では、比較的手数料が安く、便利です。
銀行名 | 手数料 (MYR) |
---|---|
HSBC | 無料 |
Public Bank | 無料 ~ 10 MYR |
Maybank | 10 MYR ~ 12 MYR |
CIMB Bank | 10 MYR ~ 12 MYR |
Hong Leong Bank | 10 MYR ~ 12 MYR |
RHB Bank | 10 MYR ~ 12 MYR |
私がよく使うのは「HSBC(Hong Kong and Shanghai Banking Corporation)」のATMです。
香港とか上海と言ってますがイギリスの本店をおく世界最大級の銀行で、どの国にもある。
赤い看板が目印です。
マレーシアでATMキャッシングのおすすめ銀行:HSBCの特徴
- 手数料は無料(0円)
- 空港にもあるので安心
- 世界大手の銀行の安心感、ATMの設置数も多い
マレーシアのATMのキャッシング手順
HSBCをはじめとするマレーシアのATMは基本的にVISAとMASTERは使用できます。
JCBは使えないところもあるので注意。
それではキャッシングしていきたいと思います。
今回はクアラルンプール空港第2ターミナルで早速キャッシングをしていきますよ。
まずはカードを入れます。
カード挿入口付近に変な機会が設置されていたらカード情報を読み取るスキミングの機械かも。
違和感を感じたら絶対にそのATMは使わないでください!
「ちょっと待ってね」みたいな感じの表示がされます。
右下に[Other language]の表示があるので選択したら上の写真のように対応言語が出てきます。
残念ながら、日本語はないので、英語 [ English ]を選ぶのが良いです。
言語を選んだらPINコードを入力してください。
ATMは仕切りなどないことが多いので周りから見えないように!
決定は緑のボタンを押しましょう。
次に、[Cash Withdrawal] 「現金引き出し」を選びましょう。
続いて下ろし方です。
クレカで下ろすので[Credit card]を選択しましょう。
続いて金額です。
手入力スタイルですが、場合によっては選択式のこともあります。
今回は250MYRだけ下ろします。
出ました!
DCC手数料です。
これを承認してしまうとめっちゃ悪いレートでの取引となってしまうので、必ず左側の「Continue without HSBC conversion」を選んでください。
最後に確認画面です。
手数料がかからないよ、と親切に教えてくれています。優しいATM。
[Yes]で問題ないです。
レシートが欲しい場合は[ Print advive & take card ]を押しましょう。
先に左からレシートの登場です。
これだけとって帰らないようにしてください。
続いて右からカードが返ってきます。
「ふうよかった!」
と帰らないでくださいね。
下から現金が出てきます。
こんな風に写真に撮ってないで、さっさとカバンにしまいそそくさと帰りましょう。
特にATM周辺には、お金を下ろす瞬間を狙っている強盗などがいることもあります。
気をつけましょう!
手数料もかかっていません!
以上です!
簡単だったかと思います!
キャッシングが終わったらすぐにネットでその場で返済してしまえば利息は0!
癖づけると良いですね。
▶︎エポスカード裏技!海外キャッシングをネットのみで繰上げ返済する方法
マレーシアでおトクに現地通貨を手にして滞在を楽しもう!
今回はマレーシアの両替事情から、銀行の特徴、キャッシングの仕方まで紹介しました。
結論をまとめると下記のような感じです。
マレーシアでのキャッシングは、手数料がかかるものもありますが無料でできる場合もあります。
そして、両替よりも安全で便利です。
ATMを利用すれば、大きな金額を持ち歩くリスクを減らせるため、旅行をより安心して楽しむことができます。
ぜひ、現地でのキャッシングを活用して、快適な旅行をお楽しみください!
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