【2024年最新】中国のATM使い方完全攻略 キャッシング/おすすめ銀行
こんにちは!海外にお試し移住しているやまさん(@yama3_local)です。
今回は中国でのATMの使い方、主に海外キャッシングについて紹介します。
・中国でどうやっておトクに現地通貨を手に入れよう?
・どこのATMを使えばいい?
・中国語が読めなくて不安…
・手数料はどのくらいかかる?
こんな悩みをお持ちの方はこの記事で解決するかも。
この記事の執筆者
やまさん
観光系の大手企業に4年間勤め、ワーケーションなどの自由な働き方を提案する事業を行う。
夫婦2人で仕事を辞めて海外試住中。
趣味のバックパッカーで30カ国以上渡航し、旅行会社で世界中飛び回った経験から、住む場所にとらわれずに働ける移住先を探す。
2023年4月現在インドネシアにお試し移住中。
趣味はキャンプで、自然の中で過ごすこと。
▶︎仕事を辞めて夫婦で海外試住をした理由についての記事はこちらから!
中国は人気の旅行先ですが、治安が悪いエリアもあります。
ATMによっては手数料が掛かったり、不利なレートを選択してしまう「落とし穴」もあります。
また、英語に対応していないATMがあるのも特徴です。
どのATMを使うのがおすすめか、どのように操作すればいいか、実際に海外に住んでいる私がこの記事を読めば全てわかるように書きました!
実際にオススメのATMの種類や、銀行の手数料比較、ATM操作の画像も撮ったので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
中国のATMを使う前に知っておきたい現金事情
中国に行くのは決めたが、どこでお金を調達しよう?
日本で両替するとレートが悪いと聞いているので少し不安…
と悩んでいる方がこの記事を見ていると思います。
まず、前提条件として知ってほしい中国のお金についても記載します。
「さっさとキャッシングの仕方を教えてくれ!」と言う方は目次からジャンプして読み飛ばしてください。
中国の通貨「中国人民元」の基本情報
中国の通貨は「中国人民元(CNY)」と言います。中国元や人民元とも言います。
2024年1月時点
1元=20.4円
紙幣の種類は6種類、
- 1元
- 5元
- 10元
- 20元
- 50元
- 100元
硬貨の種類は1種類、
- 1元
表示の20倍くらいで大体計算してます。
中国はキャッシュレス社会!クレジットカードが使える場所が多い
中国は都市部では電子決済が普及しており、カフェやスーパーでも問題なくクレジットカード決済ができます。
また屋台などでも「アリペイ」や「wechat pay」などのQRコード決済が主流となってます。
しかし、屋台や個人商店などではまだまだ使えないのが現状です。
また、アリペイなどのQR決済は現地口座を持っていないと使えないので、旅行者には少しハードルが高く、現金決済の需要はまだまだ高いと感じました。
中国に旅行に来る方は屋台飯や、ローカルなお土産屋さんで買い物を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
この様なお店ではクレジットカードが使えないこともまだあるため、現金を用意することをおすすめします。
またチップなどは必ず必要なわけではありませんが、払いたいと思った時は現金の方が使い勝手がいいタイミングもたくさんあるので、いくらキャッシュレス社会とはいえ少しは中国元も持っておきたいところです。
観光客向けのホテルなどはクレジットカードを使える場所がほとんどですが、機械が故障していて使えないことも多数あります…。
TIPS!
海外旅行ではクレジットカード複数使いが必須です。使用目的のみならず海外旅行保険が1年間無料になるからです。
私も1個カードが使えなくなったときに予備カードが2枚あったので助かりました…
無料で海外旅行保険もついてくるので複数枚持っていくに越したことはありません
スキミングに注意!
中国ではクレジットカードを使えるお店がたくさんあります。
ただし油断は禁物で、個人商店みたいなところからチェーンっぽいお店まで、スキミングの可能性があります。
また、ATM自体に怪しい機械を取り付けて情報を抜き取られる可能性もあります。
クレジットカードを使うときは気を付けてください。
中国元を入手する方法3選
それではここから実際に中国にきたとしたらどのように中国元を入手すればいいのか、現地通貨の入手方法を紹介します。
たくさん方法はあると思いますが、基本的に3つです。
方法①:日本で両替していく
一番安全であり、不安が少ない方法は日本で中国元を入手していくことだと思います。
中国は日本人の旅行先としてメジャーな国なので、空港や街中の両替所では、ほとんどの場合中国元の取り扱いがあります。
しかしデメリットとしてはレートがかなり悪いということが言えます。
お金で安心を買えるというメリットもありますので、そういうスタイルの方にはこの方法をお勧めします。
方法②:現地で両替する
2つ目の方法は、中国に到着してから銀行や両替所に行き、日本円や他国の外貨を中国元に両替する方法です。
各空港には両替所がありますし、街中にも銀行はたくさんあります。
ただし両替所や銀行で両替する場合は、手数料がかかる場合が多く、両替所の利益としてレートが上乗せされています。
日本で両替するよりは、お得なレートであることがほとんどです。
ATMの操作がどうしても苦手な人は、現地両替所での両替をおすすめします。
ただしもらったお金は1枚1枚数えて、ちょろまかされてないか、明らかな偽札がないかなどは確認しましょう。
方法③:ATMでキャッシングする
一番おすすめの方法はATMでキャッシングです。
キャッシングって…つまり借金?
無理、怖い…
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私も最初は「キャッシング」という言葉に悪いイメージを抱いていました。
ですが、ご自身の予算を超えた額を借りない限り、不安に感じる必要はありません。クレジットカードのキャッシングは繰り上げ返済ができるため、利息も抑えることができます。
ATMの海外キャッシングは基本的に「実勢レート」と言われる、通貨の対外価値を示す手数料などが含まれていないいわゆる世界標準レートで金額を下ろすことができます。
そこにATMの会社に払う手数料(0円~約450円)と、カード会社に払う利息を合わせた金額になります。
キャッシングはカードショッピングと同じで、1か月後の返済が基本。
その1ヶ月間、カード会社から借金をしているような状態になるので、その間に利息が発生します。
この利息でカード会社は稼いでいるというわけです。
カード会社に払う利息は利用日から、返済日までの期間によって変わります。
つまり1ヶ月より早く返せば、怪しい両替商よりもはるかにお得に現地通貨を手にできるのです。
このようにキャッシングは仕組みさえしっかり理解できていれば怖いことなんかありません。
私は、韓国やタイなどに行った際も エポスカード でキャッシングしました。ネットから次の日には繰上げ返済できるので、手数料は実質ほぼ0円で現地通貨をゲットできています。
ほかのカードの繰上げ返済はだいたい電話でしかできないので、海外にいながらネットで繰上げできる エポスカード は海外によく人にとって最強のカードだと思っています。年会費も無料です!
しかし一つ落とし穴があります。
中国は政府の方針で、海外のサイトにアクセスができません。
つまり中国国内で日本の「エポスNET」はおろか「twitter」や「Google」などもアクセスができない…。
VPNを絶対に用意していくことをおすすめします。
▶︎中国で必須!NordVPNの正直なメリット・デメリット【口コミまとめ】
中国でATMキャッシングするときに気をつけること
中国のみならずですが、海外で頻繁にATMキャッシングをする私が、キャッシングする際に気をつけていることを紹介します。
国によっては、少しトリッキーなATMがあるので、気をつけてください。
注意点①:ATMにはDCC手数料というものがある
一番気をつけなくてはいけないのがDCC手数料の提案です。
DCC取引とは?
ソトグラシ
DCC(Dynamic Currency Conversion)は、即時に確定されたレートを元に自国通貨でのカード決済ができるサービス。
通常はレート確定まで数日かかるところを、その時点でレートが確定され、さらに日本円で提示されるので、一見分かりやすい便利なサービスですが、現地の金融機関側がレートを決めるので、通常のクレジットカードキャッシング時のレート(VisaやMasterの基準レート)に比べると悪い場合が多く、さらに手数料を徴収する銀行もある。
要約すると、
●DCC取引=日本円での取引(ただしレートは銀行が決めるよ)
●通常取引 =中国元での取引
海外でのキャッシング、またはショッピングの際、「DCCを利用しますか?」と聞かれたら答えはNO=現地通貨での取引を選択するのが良いと思います。
DCC取引を回避するには?
DCC取引かどうか見極める方法があります。
それは、下記のような表示がされるかどうか。
これが表示されたらDCC取引するATM
確定レート(1元=●JPY)の表示
日本円での金額の表示
手数料(Mark up または Commision)の表示
当銀行のレートでの取引になりますの表示
この条件を承諾して取引しますか?の表示
DCCを提案しないATMならば、レートや日本円額などはレート確定日(引き落とし日)まで分かりようがないはず。
なので選択した現地通貨額(元)のみが表示されます。
これに気がつかずに「Yes」を押して先へ進むとDCCを選択したことになってしまって、悪いレートで現地通貨を引き出すことになってしまいます…
また、NOというボタンがなく、強制的にDCC適応になるという最悪なATMも多数あるので注意が必要です。
注意点②:一気に大金を下ろせないATMも多数
中国では、1回でATMからおろせる金額が決まっている場合があります。
1回の取引で20,000元(約400,000円)以上の金額を入力すると取引できないということが多く、長期滞在の場合など一度にたくさんお金を下ろしたいときは、複数回キャッシングする必要があります。
手数料がかかっちゃうし、繰上げ返済するのも面倒〜〜〜。
これだけ一気に降ろせれば困ることはないかと思いますが、ATMによっては上限が低く設定されてる場合があります。
エポスカードのようにネットで繰上げ返済がすぐにできるなら何度かに分けてキャッシングするのもアリだと思います。
電話ではなくネットでまとめてできるので、まとめて処理できます。
注意点③:スキミングやのぞき見防止、人通りの少ない道で大金を下ろさない
これは海外でのキャッシング全般に言えることですが、大金を得るキャッシングは治安の悪いところでは行わないことが鉄則です。
こんな事例があります。
中国ではエリアによってまだまだ詐欺や強盗などの被害が報告されています。
お金を扱うときは注意は必要。油断せずにキャッシングを行うときは万全の警戒で行ってくださいね。
心配な方は銀行に併設されているATMで、銀行が空いてる時間帯にキャッシングすることをおすすめします!
(何かあっても窓口で対応してくれます)
オススメの記事
海外でも日本の電話番号を保持しているとかなり便利です。
楽天モバイルならデュアルSIMで、eSIMなので、現地と日本の2つの電話番号を持てます!
中国でも使用できます。
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注意点④:ATMの中身がないなどの故障やキャッシングができないATMもある
中国ではエリアによって、まだまだ発達していない箇所もあります。
ATMなどの故障も多く、被害の声をまれに耳にします。
祝日や週末は銀行がお休みで、ATMの利用者が増えるため、一部のATMが現金切れになることがあります。
特に観光地や交通ターミナル付近のATMは利用者が多く、現金切れが起こりやすいため注意しましょう!
停電が頻繁に起こることもあるため、だれか前の人が使ったか、確認してからATMを使用する方が良いと思います。
VISAと書かれてるのに使用できなかった例や、なぜか楽天カードがキャッシングできなかった例なども聞いたことがあります。
中国のATMでキャッシング
中国には多くの銀行があり、どの銀行のATMでキャッシングすればいいか迷う方も多いと思います。
手数料は大体平均で15元(300円)ほど…。
繰上げ返済すれば利息は0円ですが、チリツモなので、なるだけ一気におろしたいですね。
(両替所での手数料よりは安いです)
前述のように、キャッシングできない場合もあるので、まずは中国四大国有銀行(中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行)のATMを探すのがおすすめ!
いわゆる大手の銀行なので、支店併設のATMもたくさんあります。
各銀行のATM手数料を比較しました。
中国銀行(BANK OF CHINA) | 15元 |
中国工商銀行 | 15元 |
中国建設銀行 | 15元 |
中国農業銀行 | 15元 |
交通銀行 | 15元 |
1番おすすめは「中国銀行(BANK OF CHINA)」のATMです。
赤い看板が目印。
中国のおすすめ銀行:中国銀行(BANK OF CHINA)の特徴
- 手数料は15元(300円)
- 下ろす回数に制限はない場合が多い。一回の上限は2,000元。
- 中国最大の銀行
- 最大手なので、ATMの設置数も多い。
- 日本語対応してるATMもたくさんある
中国のATMでのキャッシング手順
それでは早速写真付きで海外のATMで、クレジットカードを使用したキャッシング方法を紹介していきます。
今回は別のATMの画面ですが経験上9割以上がほぼ同じ手順です。
世界各国、キャッシングの仕方はほとんど同じです。
まずクレジットカードを挿入してください。
すると言語の選択画面が出ます。
[English]を選択。大体[中文・ENGLISH]と一緒になってる場合が多いです。
次に、PINコード(暗証番号)の入力です。
下のキーボードで打ち込みましょう。画面にタッチできるタイプもあります。
入力が完了したら、キーボードの[Accept]や、[Enter]を押します。中国語では[确认]です。
大体が緑色のボタンです。
稀に安全確認画面が表示されることがあるので、その場合は、[CONTINUE(继续)]をタッチ
ワンポイント
中国では暗証番号は「6桁」の場合が多いので、もしかしたら枠が余るかもしれませんが、気にせずENTERで問題ありません!
続いて、何をしたいか選択します。
ここではキャッシングをしたいので[Cash Withdrwal(取款)]を選択。
どのアカウントを使うかという質問がでたら、
クレジットカードのキャッシングなので[Credit Account(信用账户)]を選択。
レシートが欲しいか?と聞かれています。
正確に取引できてるか確認するためにも[Yes(是)]を選ぶことをおすすめします。
続いておろしたい金額を選択します。
いくつかボタンがありますので希望の金額を選んでください。
なお、間の金額が欲しい場合や、上限までの金額が欲しい場合は[Others]を押してください。
金額を手入力できます。
1回の取引の上限(2,000元)を気をつけましょう。
大体一回で済むと思います。
カード・レシート・お金が出てきます。
最後に取引終了[退卡]または[交易结束]
レシートを必ず確認しましょう。
変なレートも勝手に適応されておらず、日本円の記載もないので、DCCレートは適応されていません。
…以上です!
簡単ですよね。
しかもキャッシングが終わったら、すぐにネットで返済してしまえば利息は0!
他のカードだと電話して繰上げ返済しなければならないので、ネットだけで返済できるエポスカードは珍しいカードです。
これが私がエポスカードを選ぶ理由。
すぐ返すのを癖づけると良いですね。
▶︎エポスカード裏技!海外キャッシングをネットのみで繰上げ返済する方法
中国のキャッシングやお金に関する口コミ
私以外の方の中国のお金・キャッシングに関するSNSの投稿を集めてみました。
流石にBANK OF CHINA ちゃんとした日本語もありますので、中国でキャッシングする際は、日本人の方におすすめ!!#中国生活#中国銀行 pic.twitter.com/hDA8GG7cky
— DeepRiver (@Deepriv13280156) March 19, 2023
中国でキャッシングしたので繰り上げ返済してみた。利息分、少しは安くなるもんなのかね?
— SGM258 (@SGM258) January 4, 2016
1回目は中国农业银行でキャッシングできたのに,2回目以降は中国银行でしかキャッシングできなかったのはなぜだろう.未だに謎.
— とらんさ〜 (@s_transer) May 25, 2014
上海市街地には両替所無し。役に立ったのは中国の銀行ATMでクレジットカードを利用してキャッシング。これならVISA/Master/JCBでも利用可能(私はVISAで利用)。「中国工商銀行」のATMなら確実にキャッシング出来ます。最新式ATMなら日本語表記も可能。もしキャッシング方法知りたい人がいたら解説します pic.twitter.com/uUk8s2npvG
— Taiyo Wakugawa (@TaiyoWak) September 3, 2019
中国で安心・おトクに現地通貨を手にして旅行を楽しもう!
今回は中国の両替事情から、オススメの銀行、キャッシングの仕方まで紹介しました。
結論をまとめると下記のような感じです。
中国は短期間の旅行で来る方も多いですよね。
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中国は国の政策で日本のネットに繋がらない。
SNSやGoogleなどの検索サービスなどを見たい場合はVPN必須です。
こちらも要チェックです。
▶︎中国で必須!NordVPNの正直なメリット・デメリット【口コミまとめ】
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