【2025年最新】カンボジアのATM使い方完全攻略!キャッシング/おすすめ銀行

こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。
今回はカンボジア旅行の際のATMの使い方、主に海外キャッシングについて紹介します。
・カンボジア旅行でどうやっておトクに現金手に入れよう
・ATMの使い方が知りたい
・手数料はどのくらいだろう
こんな悩みをお持ちの方はこの記事で解決するかも。
この記事の筆者

やまさん
観光系の大手企業に4年間勤め、ワーケーションなどの自由な働き方を提案する事業を行う。
夫婦2人で仕事を辞めて海外試住中。
趣味のバックパッカーで30カ国以上渡航し、旅行会社で世界中飛び回った経験から、住む場所にとらわれずに働ける移住先を探す。
カンボジアのプノンペンに1ヶ月以上滞在
趣味はキャンプで、自然の中で過ごすこと。
▶︎仕事を辞めて夫婦で海外試住をした理由についての記事はこちらから!
カンボジアに行く日本人は、
アンコールワットなどの世界遺産観光を見に行ったり、珍しい食事が目的で訪れる人が多い国です。
バックパッカーとして訪れる方も多いですね。
そのような際に、どのようにATMを使えば損をしないのか、情報が少ない国ではありますが、実際にカンボジアに訪れた私がこの記事を読めば全てわかるように書きました!
実際にオススメのATMの種類や、銀行の手数料比較、引き落としの画像も撮ったので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
カンボジアのATMを使う前に知っておきたい現金事情

カンボジアに行くのは決めたが、どこでお金を調達しよう?
と悩んでいる方がこの記事を見ていると思います。
まず、前提条件として知ってほしいカンボジアのお金についても記載します。
「さっさとキャッシングの仕方を教えてくれ!」と言う方は目次からジャンプして読み飛ばしてください。
カンボジアの通貨「リエル」の基本情報
カンボジアの通貨は「リエル(KHR)」と言います。
アメリカドルも流通しており、どっちでも会計できる箇所が多いです。
2025年3月時点
1リエル=0.037円
紙幣の種類は10種類、
- 50リエル
- 100リエル
- 500リエル
- 1,000リエル
- 2,000リエル
- 5,000リエル
- 10,000リエル
- 20,000リエル
- 50,000リエル
- 100,000リエル
硬貨の種類は6種類、
- 1リエル
- 5リエル
- 10リエル
- 50リエル
- 100リエル
- 500リエル
硬貨はほぼ流通していません。
そして「リエル」と「米ドル」両方が流通してますが、ほとんどが米ドルでの会計です。
自国通貨であるリエルの流通量は全体の約10%程度にとどまっています。
リエルは主に小額取引や農村部でのみ使用されます。
私もほとんど使いませんでした。
カンボジアでクレジットカードは使えるのか?
カンボジアでクレジットカードは使えます。
主要都市の高級ホテルやレストラン、大型店舗ではクレジットカードが利用できる場所も増えています。
しかし、地方の小規模な店舗や市場、屋台などでは現金のみの取引が一般的です。
そのため、現金を持ち歩くことを推奨します。
TIPS!
海外旅行ではクレジットカード複数使いが必須です。使用目的のみならず海外旅行保険が1年間無料になるからです。
私も1個カードが使えなくなったときに予備カードが2枚あったので助かりました…
無料で海外旅行保険もついてくるので複数枚持っていくに越したことはありません
交通機関に関しては、カンボジアではクレジットカードや交通系ICカードでの支払いは一般的ではありません。
バスやトゥクトゥクなどの公共交通機関では現金払いが主流です。
一部の都市部では、配車アプリを利用したタクシーサービスがあり、
アプリ内での電子決済が可能な場合もありますが、まだ普及段階という感じです。
カンボジアリエル・アメリカドルを入手する方法3選
それではここから実際にカンボジアにきたとしたらどのようにカンボジアリエルもしくは米ドルを入手すればいいのか、現地通貨の入手方法を紹介します。
たくさん方法はあると思いますが、基本的に3つです。
方法①:日本で両替していく

一番安全であり、不安が少ない方法は日本でカンボジアリエルもしくは米ドルを入手していくことだと思います。
JTBやHISのような旅行代理店を使ってカンボジア旅行をする際には、事前に両替できるサービスがあります。
米ドルであれば銀行でも両替できますが、カンボジアってそこそこマイナーな国ではあります。
成田空港とかでも円からリエルは両替できないことがほとんどです。
(取り扱いがあっても現金の持ち合わせがないなど)
そういう時は旅行代理店で事前に予約して指定口座にお金を振り込んでおけば、成田空港でカンボジアリエルを受け取れます。
しかしデメリットとしてはレートがかなり悪いことが多いです。
旅行代理店が独自に設定したレートなので、少し「うーん」と唸ってしまうようなレートであることが多いです。
お金で安心を買うことが目的なので、そういうスタイルの方にはこの方法がおすすめです。
方法は旅行会社代理店によって違うので、詳しくはご自身の旅行を手配してもらった旅行代理店のHPを確認してみてください。
まあ、ほとんどが米ドルだと思うので、リエルを用意していく必要はなさそうです。
方法②:現金で両替する

カンボジアの各空港もしくは国境にはもちろん両替所があります。
そこでUSDや、隣国のお金をカンボジアリエルに両替することもできます。
しかし、空港や国境の両替所はどこも強気のレート設定。
ただ、ここで両替しないと、旅行者はお金を持たずに市内に出ていくことになるのでどうしてもATMがないときは少額だけ両替をオススメします。
悪い両替所に当たってしまうと、数枚ちょろまかされたりすることもあるので、気を張ってしっかり騙されないようにしなきゃいけないのも少しストレスがかかるとは思います。
空港や国境の両替商ですら堂々とお金をちょろまかしてきます。
方法③:ATMでキャッシングする

一番おすすめはATMでキャッシングです。
キャッシングって…つまり借金?
無理、怖い…
私からして見たら、両替所で大金を両替したり、無一文で空港を飛び出して街の安い両替所をキョロキョロ探す方が怖いです。
ATMの海外キャッシングは基本的に「実勢レート」と言われる、通貨の対外価値を示す手数料などが含まれていないいわゆる世界標準レートで金額を下ろすことができます。
そこにATMの会社に払う手数料(110円〜220円)と、カード会社に払う利息を合わせた金額になります。
キャッシングはカードショッピングと同じで、1か月後の返済が基本。
その1ヶ月間、カード会社から借金をしているような状態になるので、その間に利息が発生します。
この利息でカード会社は稼いでいるってわけです。
カード会社に払う利息は利用日から、返済日までの期間によって変わります。
つまり1ヶ月より早く返せば、怪しい両替商よりもはるかにお得に現地通貨を手にできるというわけです。
このようにキャッシングは仕組みさえしっかり理解できていれば怖いことなんかありません。
私は エポスカード でキャッシングしながら世界中旅していますが、ネットでぽちぽちして次の日には繰上げ返済できてるので、実質手数料はほぼかからずに現地通貨をゲットできています。
もちろんアルメニアでもその方法でドラムをゲットできました。
ほかのカードの繰上げ返済はだいたい電話でしかできないので、海外にいながらネットで繰上げできる エポスカード はマジで最強だと思ってます。年会費も無料ですし。
カンボジアでATMキャッシングするときに気をつけること

カンボジアのみならずですが、海外に長期間住んでいる私たちがATMキャッシングする際に気をつけていることを紹介します。
国によっては、少しトリッキーなATMがあるので、気をつけてください。
注意点①:ATMにはDCC手数料というものがある
一番気をつけなくてはいけないのがDCC手数料の提案です。
DCC取引とは?
ソトグラシ
DCC(Dynamic Currency Conversion)は、即時に確定されたレートを元に自国通貨でのカード決済ができるサービス。
通常はレート確定まで数日かかるところを、その時点でレートが確定され、さらに日本円で提示されるので、一見分かりやすい便利なサービスですが、現地の金融機関側がレートを決めるので、通常のクレジットカードキャッシング時のレート(VisaやMasterの基準レート)に比べると悪い場合が多く、さらに手数料を徴収する銀行もある。
要約すると、
●DCC取引=日本円での取引(ただしレートは銀行が決めるよ)
●通常取引 =カンボジアリエルでの取引
海外でのキャッシング、またはショッピングの際、「DCCを利用しますか?」と聞かれたら答えはNO=現地通貨での取引を選択するのが良いと思います。
DCC取引を回避するには?
DCC取引かどうか見極める方法があります。
それは、下記のような表示がされるかどうか。
これが表示されたらDCC取引するATM
確定レート(1USD=●JPY)の表示
日本円での金額の表示
手数料(Mark up または Commision)の表示
当銀行のレートでの取引になりますの表示
この条件を承諾して取引しますか?の表示
DCCを提案しないATMならば、レートや日本円額などはレート確定日(引き落とし日)まで分かりようがないはず。
なので選択した現地通貨額(USD/KHR)のみが表示されます。
これに気がつかずに「Yes」を押して先へ進むとDCCを選択したことになってしまって、悪いレートで現地通貨を引き出すことになってしまいます…
また、NOというボタンがなく、強制的にDCC適応になるという最悪なATMも多数あるので注意が必要。
注意点②:一気に100USD以上下ろせないところもある
カンボジアでは、1日にATMからおろせる金額が決まっている場合があります。
1回の取引で100USD以上の金額を入力するとエラーになるということが多く、長期滞在したくて一気にお金を下ろしたいときは複数回キャッシングする羽目になってしまうことも。
数円とはいえ、手数料がかかっちゃうし、繰上げ返済するのも面倒〜〜〜。
エポスカードのようにネットで繰上げ返済がすぐにできるなら何度かに分けてキャッシングするのもアリだと思います。
電話ではなくネットでまとめてできるので、翌日まとめて処理できます。
注意点③:スキミングやのぞき見防止、人通りの少ない道で大金を下ろさない
これは海外でのキャッシング全般に言えることですが、大金を得るキャッシングは治安の悪いところでは行わないこと。
こんな事例があります。
治安は比較的良いカンボジアですが、油断せずにキャッシングを行うときは万全の警戒で行ってくださいね。
心配な方は銀行に併設されているATMで、銀行が空いてる時間帯にキャッシングすることをおすすめします!
(何かあっても窓口で対応してくれるから)
注意点④:カンボジアリエルしか使えないと騙してくる人がいる
前述の通り、カンボジアではUSDとKHR(カンボジアリエル)が流通してますが、街中はほとんどUSDです。
しかし、「カンボジアリエルしか使えないよ」と嘘をついてきて、悪徳レートで両替してこようとしてくる人がいます。
ほとんどの場合、USDで支払いが可能なはずなので、騙されないようにしっかり確認しましょう。
もし、本当にリエル支払いだけだとしても、レートが合ってるかどうかしっかり確認してください。
カンボジアのATMでキャッシング
今回私たちが使用したのは、「ACLEDA銀行」
ACLEDA銀行ならば、前述のDCC手数料など提示されずにスムーズに取引することができました。
カンボジアのおすすめ銀行:ACLEDA銀行 の特徴

- 手数料は5USD
- カンボジア国内に1,086台のATMが設置されてる
- 引き出し上限が500USD
一気に引き出せる上限が高いのがポイントです。
他には以下の銀行も存在します。
銀行名 | ATM手数料 | 1回の引き出し上限 |
ACLEDA銀行 | 5 USD | 500米ドル |
ABA銀行 | 5 USD | 100米ドル |
CANADIA銀行 | 5 USD | 100米ドル |
カンボジアのATMキャッシング手順

それでは早速写真付きでキャッシング方法を紹介していきます。
今回は他のATMを例に紹介しますが、ほぼ全てのATM手順は同じです。
まずクレジットカードを挿入してください。

すると言語の選択画面が出ます。

[English]を選択。

次に、PINコード(暗証番号)の入力です。
下のキーボードで打ち込みましょう。画面にタッチできるタイプもあります。
入力が完了したら、キーボードの[Accept]もしくは画面の[OK]を押します。

続いて、何をしたいか選択します。
ここではキャッシングをしたいので[Withdrwal]を選択。

続いておろしたい金額を選択します。
いくつかボタンがありますので希望の金額を選んでください。
なお、間の金額が欲しい場合や、上限までの金額が欲しい場合は左下の[Other nominal]を押してください。
金額を手入力できます。
1回の取引の上限を超えた入力をするとエラーになります。
もっと欲しい場合は、取引終了後にもう一度やり直せばおろせます。

良ければ[OK]を押してください。

注意!
ATMによっては上記のようにDCCレート適応しますか?といった画面が出てきます。
ここでは必ず左の[Accept Without Currency Conversion]を適応してください!
取引が完了するとカードとレシートが出てきます。
ここはレシートが地面に落下するタイプだったので下がレシートだらけに。(ちゃんと持って帰りましょうね)

そしてすぐに…

お金が出てきました。

変なレートが勝手に適応されていないか確認。
日本円の記載もないので、DCCレートは適応されていません。
…以上です!
簡単ですよね。
しかもキャッシングが終わったら、すぐにネットで返済してしまえば利息は0!
他のカードだと電話して繰上げ返済しなければならないので、ネットだけで返済できるエポスカードは珍しいカードです。
これが私がエポスカードを選ぶ理由。
すぐ返すのを癖づけると良いですね。
▶︎エポスカード裏技!海外キャッシングをネットのみで繰上げ返済する方法

以上です!
簡単だったかと思います!
キャッシングが終わったらすぐにネットでその場で返済してしまえば利息は0!
癖づけると良いですね。
▶︎エポスカード裏技!海外キャッシングをネットのみで繰上げ返済する方法

カンボジアのキャッシングやお金に関する口コミ
私以外の方のカンボジアのお金・キャッシングに関するSNSの投稿を集めてみました。
【ATMでキャッシング】
— Cambodia Note🇰🇭カンボジア旅行の魅力を発信 (@CambodiaNote) February 11, 2025
カンボジアのATMでは、USドルとリエルのどちらでも引き出すことが可能です。ただし、USドルは100ドル紙幣のみで、小額紙幣の取り扱いがない場合があります。
現地でキャッシングをする際はご注意ください。 pic.twitter.com/zq4ZB4H2hd
カンボジアの両替レート、空港のレートがこんな感じで1ドル167円くらいして本当にクソなのでこれから来る方はご注意を😭カジノ内の両替所も168円とかで同様にゴミです。これならクレカでキャッシングした方が仕上がりのレートマシかも😂 pic.twitter.com/EEXgQJ1t2a
— おのすず (@MMRFBX) February 8, 2025
カンボジア、自国通貨がゴミ過ぎて、一応流通はしてる?けどババ抜きのババみたいになってしまっている。
— なかゅき (@gannosu) January 1, 2025
全国的に米ドルが強く、クレカのキャッシングもドルで出てくるし、国公式の支払いである入国ビザですらドルっていう…ただ、タイ国境の町ここポイペトでは、タイバーツも強い#nacayuki_24_25
【ATMでキャッシング】
— Cambodia Note🇰🇭カンボジア旅行の魅力を発信 (@CambodiaNote) February 11, 2025
カンボジアのATMでは、USドルとリエルのどちらでも引き出すことが可能です。ただし、USドルは100ドル紙幣のみで、小額紙幣の取り扱いがない場合があります。
現地でキャッシングをする際はご注意ください。 pic.twitter.com/zq4ZB4H2hd
カンボジアで安心・おトクに現地通貨を手にして旅行を楽しもう!

今回はカンボジアの両替事情から、オススメの銀行、キャッシングの仕方まで紹介しました。
結論をまとめると下記のような感じです。
旅行中にお金のことでモヤモヤしたくないですよね。
事前に準備をしていって楽しくカンボジアで滞在をしましょう!
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海外キャッシングは両替よりもオトクに現地通貨を手に入れられる方法というのは旅人の間では常識です。銀行によって手数料やレートなどが変わってくるので、世界各国在住…
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