GIGI-1(ギギ1)【完全レビュー】購入方法から使い方まで!ZANEARTS(ゼインアーツ)
こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。
今回はZANEARTS(ゼインアーツ)のテント、GIGI-1(ギギ1)について紹介します。
こんな方にオススメの記事です。
・GIGI-1(ギギ1)を購入しようか検討している
・購入したいけどどこでも手に入らない
・実際に使い勝手はどうなのか、本音が知りたい
・ギミックが多いようだけど、何ができるのか
こんな悩みをお持ちの方はぜひ読み進めて見てください。
この記事の編集者
やまさん
キャンプ歴3年のデュオキャンパー。
北関東を中心に活動しており、多いときは月に3回キャンプ。
使用テントはZANEARTSのGIGI1。
カップルキャンプを趣味としていたが結婚を機に夫婦キャンプに。好きなことは焚き火とコーヒー。
得意なキャンプ飯は炭火焼鳥と燻製。
ハピキャン公式ライターも務めています。
私も新幕を購入の際、どんなテントにしようかとても悩みながら色々調べていました。
GIGI-1(ギギ1)が欲しい!と思った時には、もう流通しておらず、途方に暮れていた一人です。
なかなか詳細に紹介しているブログも少なく、情報も少ないと感じたので、徹底的にレビューして見たいと思いまとめました。
記事の後半では私の意見だけではなく、他のキャンパーさんの意見も紹介して行きたいと思いますので、ぜひ読み進めてみてください!
Contents
GIGI-1(ギギ1)の概要
正式名称 | GIGI-1(ギギ1) |
商品番号 | PS-011 / ギギ1 |
ブランド | ZANEARTS(ゼインアーツ) |
内容物 | 本体、センターポール、エクステンション、ロープ、ペグ、収納ケース |
値段(公式) | 税込¥43,780 |
サイズ(展開時) | 400×500×220cm |
サイズ(収納時) | 68×20×20cm |
本体材質 | 50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) |
収納バック材質 | 150Dポリエステルオックス |
重量 | 4.5kg |
・センターポール ×1
・エクステンションポール ×2
・Vペグ ×18
・4m2又ロープ ×2
・3mロープ ×4
・キャリーバッグ ×1
・ポールケース ×1
・ペグ&ロープケース ×1
GIGI-1(ギギ1)を実際に使ってみた
運良くGIGI(ギギ)1を手に入れた私。
梱包の様子から、内容物まで詳細にお伝えいたします。
GIGI-1(ギギ1) 開封してみる
オシャレな段ボールが二重になって郵送されてきました。
この時点で私のテンションは爆あがりしているのは言うまでもありません。
タグすらカッコいいです。
ZANEARTS(ゼインアーツ)は本社が長野県。
snowpeakから独立した方が設立したアウトドアメーカーです。
開けてみるとこんな感じでした。
ロゴマークも愛おしいです。
それでは中身を見ていきます。
GIGI-1(ギギ1)パーツ紹介①:本体
まずは本体(天幕)です。
ベージュ色のいい色合いです。
広げるとこんな感じです。
形が初見だとかなり複雑に感じるかもしれませんが、基本は四角です。
写真のようにビルディングテープが取り付けられており、設営するときの目印になります。
素材は50Dシリコーンポリエステルリップストップで、PU加工がされており、耐水圧1,500mm。
雨でも全く問題なしです。
GIGI-1(ギギ1)パーツ紹介②:センターポール
センターポールは手前の太い方。
しっかり袋に入っていて、輪ゴムで止められています。
こちらにもチラリとロゴが。
かっこいいですね。
ショックコードになっているので、バラバラになくなることはまずないです。
カチッとはめるだけで簡単。
組み立てると全長220cmのため、男性でも余裕で立つことができます。
GIGI1は構造はワンポールテントのため、これが中心の柱になります。
GIGI-1(ギギ1)パーツ紹介③:エクステンションポール
2本入っていて、短め細めのポールがエクステンションポール。
両サイドでこのポールが引っ張ることでテントがピンと張る、名の通りエクステンション役割のポールです。
全長は100cmです。
GIGI-1(ギギ1)パーツ紹介④⑤⑥:Vペグ、4m2又ロープ、3mロープ、
ペグです。
付属のショボペグかと思いきや、ジュラルミンの17cm、しっかりしたペグです。
色もかっこいいし、またもや刻印されているZANEARTSのロゴがかっこいいですね。
全部で18本入っています。
ペグダウンする箇所が多いので、無くならないように数は覚えておきましょう!
ロープも安っぽくないしっかりしたものです。
ダイニーマ・リフレクター仕様。
エクステンションポールにつける二股のロープは写真のように輪っかがついています。
写真のように使います。
もちろん調節もできます。
GIGI-1(ギギ1)パーツ紹介⑦⑧:ポールケース、ペグ&ロープケース
メインポールと、エクステンションポールが入っているのがグレーの大きい袋、
ペグとロープが入っているのが、小さめグレーの袋です。
150Dポリエステルオックス、袋も濡れても平気な仕様になっています。
GIGI-1(ギギ1)パーツ紹介⑨:キャリーバッグ
キャリーバッグも素材はペグケース・ポールケースと同じく150Dポリエステルオックスです。
軽いですよ。
ぱちっと留め具がついているので、圧縮することができます。
今まで紹介したものを全部一つに詰め込むことができるのはとてもいいですね。
GIGI-1(ギギ1) の設営方法を図解
それではここからは難しそうに見えるZANEARTS GIGI-1(ギギ1) の設営方法を紹介していきます。
見た目ほど設営は難しくなく、私もソロキャンプで一人で立てることができました。
写真や、図解を使ってわかりやすく解説していきます。
設営方法①:本体(天幕)を正方形に広げる
まずはGIGI-1(ギギ1) の本体を広げます。
この時にグシャッとなるとわかりにくくなるのですが、ガイディングロープを目印にしてください。
上から見るとこうです。先に完成図を見せるとこうです。
この形だとわかりにくいので端の三角の部分をぺろんと折り曲げて、四角くします。
この時ガイディングロープの位置は下図の通り。
この時に、どちらを跳ね上げるか、つまりどっちが前になるかをしっかり確認してください。
ガイディングロープがある側にはエクステンションポールも立てて、二股ロープで固定するので想定よりも外に広がります。
隣のサイトを侵食しないように注意しながらテントを立てる位置を決めてください!
設営方法②:4つ角をペグ打ちする
次にペグで天幕を固定します。
通常のワンポールテントと同じ要領です。
どちらが前になるかを確認して打ち込んでください。
4つの角の位置は下図の通り。
ポイントとしては、ペグを打つときに写真のように、輪っかを二つ通してペグを打ちます。
跳ね上げなどをするときはこの輪っかの一つを外して行うので、最初は深くペグを打たなくても良いかも。
この4箇所のペグダウンは重要な箇所であり、且つ跳ね上げの時に外したりもするので私は付属のペグではなく鍛造ペグを使ってます。
どんな地面にも差し込めるし、輪っかを取り外しもしやすいので、便利です。
設営方法③:センターポールを立てる
4箇所のペグ打ちが終わったら、センターポールを立てます。
センターポールを組み立てて、隙間から潜り込んで行ってください。
内部の様子です。
黒くて頑丈な部分があるので、そちらにロゴマークがついている方を持ってきます。
二人以上いる場合、
「まっすぐになってるー?」
なんてやりながらうまく調整してください。
慣れると、内部でも歪んでいるかちゃんとわかるようになります。
設営方法④:エクステンションポールを立てて、二股ロープで固定
続いて両サイドを広げて空間を広げるためにエクステンションポールをセットして行きます。
場所は図の通り。
※隣のサイトまで行かないように注意!
エクステンションポールは少しはめ込みにくい。
コツとしては先にトンガリが長い方(上です)を差し込んでから
次に、トンガリが短い方を差し込みましょう。
グッと斜め外に倒して、二股ロープをかけて引っ張ります。
最初は緩めに引っ張りペグダウン。
のちにアジャスターで調整して、ピン!としてください。
ここが綺麗にできると、仕上がりも美しくなります!
設営方法⑤:エクステンションポール付近をさらに固定
さらに美しくするために、エクステンションポール付近に6箇所ペグを打って行きます。
まずは上記写真のようにエクステンションポールの下。
ずれを無くします。
次にその両サイド。
打った後にアジャスターでグッと引っ張りましょう。
正直やらなくてもテントは成り立ちます。
ただ、これを行うとGIGI-1(ギギ1) が立体的でとても美しくなります。
設営方法⑥:巻き上げて完成
これで基本的に完成です。
あとは、フロントにある、マジックテープを剥がして、ジッパーをあげて行きます。
しかしここで、二重にしていた輪っかに阻まれます。
輪っかはゴムになっているので、片方のみ外します。
そのままジッパーを上げて行って、余った布はくるくるしてサイドに留めます。
留める箇所は2箇所あるので綺麗に留められます。
細やかな気配り嬉しいですね。
完成です!
後ろ姿もイカしてる。
応用1:跳ねあげてタープいらず
巻き上げではなくて跳ね上げの方法もお伝えします。
かなり広めに作れるので、タープは不要かと思います。
GIGI-1(ギギ1) が1つあればタープも持って行かなくていいというのは私たちにとってかなりメリットでした!
跳ね上げる際には、下図の通りジップを開けます。
ジップを開ける際には、先ほど解説したように、二重の輪っかの一つを外します。
ジップを2箇所開けると、真ん中部分の布がペロンとなるので、そこを屋根にします。
ペロンとなった布の先には先ほどとったゴムの輪っかがありますよね。
そこに銀のリングがついてるので、そこにポールを差し込みます。
ここで注意!
そのままポールを立てようとすると引っかかってしまいます。
理由は、設営の時に目印になっていたガイディングロープ。
ぱちっと外せるので、外してください。
余ったガイディングロープはまとめておきましょう。
跳ね上げの際のポールは別売りです。
4節棍になっていて、3でも4でも使えて、かなり高さの出るユニフレームの240cmポールがオススメ!
ポールにロープをつけてペグダウンすれば完成。
片方を4節ポール、もう片方は3節にすれば傾斜ができてかっこいいですよ。
ポール1本で跳ね上げもできます。
色々な形ができるので、その日の気分に合わせて色々試してみましょう!
応用2:両方巻き上げて風通し良く
GIGI-1(ギギ1) は前後対称の形になっています。
なのでもちろん後ろ側もはね上げられるし、巻き上げもできます。
※記事後半に他の方の設営方法を載せていますのでそちら参照!
両方開けると風通しの良いシェルターの出来上がり。
巻き上げ型は同じです。
夏なんかは空気がこもってしまいがちなので、これはありがたいですね。
その他のスタイルもたくさんある
今紹介した形の他にも、跳ね上げをワンポールで行ったり、表裏両方はね上げたり、形はかなりたくさん作れます。
センターポールに別売りのインナーテントをくくりつければ、部屋が二つ作れます。
中は広いのでカンガルースタイル(テントinテント)も余裕です。
以前使っていたgeertopのデュオキャンプでよく使えるテントもそのまま入れられます!
合わせて読みたい
(流石にツールームは入りませんが…。)
続いてGIGI-1(ギギ1) の気になる購入方法と、メリットデメリットを紹介します。
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