【速報】パスポート更新・紛失届がオンライン化!改正旅券法とは?いつから?


【速報】パスポート更新がオンライン化!改正旅券法とは?いつから?

こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。


今回は2022年9月30日に、改正旅券法の施行令などを閣議決定した件について紹介します。
旅人にとってのメインは待望の「パスポートの更新・紛失届のオンライン化」です。

今回の記事で紹介すること

  • 改正旅券法の内容とは?
  • パスポートの更新がオンラインでできる
  • いつからできるようになるか?


この記事の執筆者
やまさん 

大手旅行代理店に4年間勤め、ワーケーションなどの自由な働き方を提案する事業を行う。
夫婦2人で仕事を辞めて海外移住
趣味のバックパッカーで30カ国以上渡航した経験から、住む場所にとらわれずに働ける移住先を探す。
2022年9月ジョージア在住。
趣味はキャンプで、自然の中で過ごすこと。

仕事を辞めて夫婦で海外試住をした理由についての記事はこちらから!




記事の後半ではみなさんの声も紹介します。


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改正旅券法の内容

まず、そもそも改正旅券法とはどんなものなのか?

旅券(パスポート)法の一部改正とは

旅券に関する国際的な動向や情報技術の進展を踏まえ、

  1. 申請者の利便性の向上
  2. 旅券事務の効率化
  3. 旅券の信頼性の維持
  4. 新型コロナウイルスの感染拡大を含むその他社会情勢の変化に対応した制度の見直し

を図るため、必要な規定の改正を行うもの。

外務省HPより


コロナで色々と変わってしまった「旅の様式」を見直すために行われた法改正です。
4月に公布した改正旅券法の施行令が、この度9月30日に閣議決定されたのです。


細かな内容は以下の通り。





①パスポートの更新・紛失届がオンラインでできるように!


パスポートの新規発行ではなく「有効期限が切れる前の更新」です。
記載事項に変更がなければ、役所やパスポートセンターに出向く必要がなくなります。

今までのパスポート更新手順

  1. 各都道府県の申請窓口に届け出用紙と、
    旧パスポートを提出
  2. 印紙にて直接支払い
  3. 数日後にパスポートを受け取る

これからのパスポート更新手順

  1. 申請時はオンラインでOK
  2. クレジットカードでの支払いも一部の在外公館から順次可能に
  3. 数日後にパスポートを受け取り


同法の施行後は申請時に出頭する必要がなくなるのがありがたいです。
電子申請時の手数料も、役所にて印紙を購入して支払いでしたが、クレジットカードでの支払いも一部の在外公館から順次可能になっていく予定です。

なお、戸籍謄本などの原本が必要な新規発行についても24年度以降、全国でオンライン申請できるようになる見通し。
紛失手続きもオンラインでできるようになるとのことで、大変ありがたいです。




②パスポートのページ追加廃止


パスポートページが足りなくなった際にページ追加(増刷)をしていましたが、その制度が廃止になります。

今までパスポートページがなくなった際

  • 各都道府県の申請窓口、もしくは在外日本大使館にてパスポートの増刷依頼
  • ページを継ぎ足して継続利用

これからパスポートページがなくなった際

  • ページの増刷は廃止
  • 通常よりも低額で新しいパスポートを発行(金額未定)


世界一周中の方あるあるかと思いますが、多くの国に訪れていると意外とパスポートのページが足りなくなることがあります。
出入国印や査証(ビザ)を貼る欄が足りなくなった場合、入国ができないことがあるので今までは「ページ数を追加する」、いわゆる増刷をして対応していました。

この制度が廃止になります。
理由は偽造のリスクを避けるため。

代わりに通常よりも低額で新しいパスポートを発行することができるようになります。

海外で出会った世界一周中の方が、ドヤ顔で増刷したパスポート見せてきて「カッケー!」ってなりましたが、あのマウントはもう取れなくなります。






③パスポートの発行手数料が場合によっては減額


パスポートの発行手数料の減額措置に関してです。
地震などの大規模な災害に遭った申請者に対して、発行手数料を免除したり減額したりすることができるようになります。


どの程度の災害なのか、どこまで減額されるのかなどの情報が分かり次第改めて記事を更新します。






④パスポートをコロナの影響で受け取れない人への救済措置

申請からパスポートを受け取るまでの期限が延びます。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で作ったルールかと思いますがちょっと遅すぎましたね。

戦争などでこのルールがもしかしたら適応されるかもしれませんね。
知っておいて損はないルールです。

これまでのパスポートの受け取り

発行から6カ月以内に申請者が受け取らなければ失効

これからのパスポートの受け取り

新型コロナウイルスの感染拡大などで申請者が帰国できず、受け取りが難しい場合は期限の延長を認める


パスポート更新・紛失届のオンライン化はいつから?

改正旅券法の施行は2023年3月27日から。

パスポートの更新期限が、そのくらいの時期になってる方はぜひオンラインで申請してみてください。





パスポート更新のオンライン化に対するみなさんの声

パスポート更新のオンライン化に伴うみなさんの声をまとめてみました。



全体的にポジティブな意見が多いですね。

パスポート更新・紛失届のオンライン化を使いこなして快適に旅に出よう

改正旅券法はパスポートの更新オンライン化以外にもさまざまな内容がありました。
不安定な情勢で海外に出るなら、知識は必ず武器になります。

しっかり内容を把握した上で海外旅行を楽しみましょう!





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