【体験談】ジョージア・トビリシで1カ月ノマドしたら生活費はいくら?

こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。
今回は海外ノマド歴4年、デジタルノマドの講師もしている筆者が、ジョージア・トビリシで1ヶ月ノマド生活したらいくらかかるのか?
生活費や家賃についてお伝えします。
- ジョージア・トビリシで1ヶ月生活したらいくらかかるのか?
- 家賃はいくらでどうやって借りるのがいいのか?
- 交通費や食費などの生活費の内訳公開
ジョージアの首都、トビリシはデジタルノマドに人気の都市。
ヨーロッパの中では物価も安く、綺麗な街並みが素敵で文化的な都市です。
日本人がビザなしで1年滞在できる、就労ビザなしで働くことができる、個人事業主の税率は1%など驚くべきノマド向きなルールもありそれらの理由からも人気の都市です。
今回は、6ヶ月ジョージアに住んでいた私だけではなく、世界中のデジタルノマドが実際にかかった費用から算出してお伝えします。

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ジョージア・トビリシでノマド生活はできる?
結論、できます。
トビリシは、近年ノマドワーカーにとって魅力的な都市として注目を集めています。
その理由は、物価の安さ、歴史的な魅力、そして活気ある文化。
ワインが有名だったり、温泉があったりと楽しみ方がたくさんあります。
ジョージアの基本情報

項目 | 詳細 |
---|---|
正式名称 | ジョージア(グルジア)共和国 |
首都 | トビリシ |
面積 | 約69,700平方キロメートル |
人口 | 約380万人(2023年推定) |
言語 | ジョージア語(公用語)、ロシア語、英語(特に都市部で広く使われる) |
通貨 | ラリ(GEL、グルジア・ラリ) |
時間帯 | グルジア標準時(GMT+4) |
国旗 | 赤と白の十字が中央に配置されたデザイン(「十字の旗」) |
政治体制 | 立憲共和制、議会制民主主義 |
大統領 | サラ・イオアニシュヴィリ(2023年時点) |
経済 | 農業、鉱業、観光業が主要な産業。ワイン生産、鉄鋼業、観光が重要 |
気候 | 大陸性気候、山岳気候、黒海沿岸は温暖湿潤気候 |
国際電話コード | +995 |
ビザ | 日本人は最大1年間の滞在がビザなしで可能 |
観光名所 | ・カズベキ(カフカス山脈) ・ウシュグリ(高地村) ・トビリシ旧市街 |
文化 | ワインの生産地として有名、古代の文化遺産、伝統的な音楽や舞踊が特徴 |
宗教 | 主に東方正教会(ジョージア正教会) |
世界中からデジタルノマドが集まる人気国
様々なメリットがあり、デジタルノマドに向いている国のため
世界のデジタルノマドのプラットフォーム「Nomadlist」では人気エリア上位に入っています。
そのため多くのコワーキングスペースや、仕事OKなカフェが多いのも特徴です。
日本人ノマドも多い
また、日本人のデジタルノマド体験サービス「ノマドニア」の開催国でもあり
多くのデジタルノマドがトビリシにはいます。
なかなか一人でノマドに踏み出すのに勇気がいるなあ、という方はこういったサービスを活用して最初に行ってみる国としてジョージアはおすすめです。
話聞くだけなら無料なようなので、ぜひクーポン使って一度話を聞くという一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
PT14
ジョージア・トビリシで生活するには
しかし、実際にトビリシでノマド生活を送るとなると、気になるのは生活費。
基本的に、生活費は個人のライフスタイルや求めるレベルによって大きく異なります。
バックパッカーのような節約志向であれば、現地の生活費に近づけることも可能ですし、ある程度の快適さを求めるのであれば、それに見合った費用がかかります。
また、長期滞在と短期滞在でも、住居費などが異なってくるでしょう。
トビリシは、一般的に他のヨーロッパの主要都市と比較して物価が安いです。
これは、ノマドワーカーにとって大きなメリットです。
美味しい食事を安価で楽しめたり、質の高い住居を比較的低コストで借りられたりします。
しかし、贅沢な暮らしを望む場合は、それなりに費用もかかります。
ジョージア・トビリシでノマド生活は月31万円あると安心

「ジョージアは月5万円あれば暮らせる」
そんな話がSNSで話題になっていました。
しかしそれは数年前のことで、現在はトビリシでも物価高騰が起きています。
理由は情勢によるものです。ロシアから移住してきた方が増えて物価、特に家賃は高騰気味にあります。
世界中のデジタルノマドのプラットフォームNomadlistのデータによると、
トビリシでノマド生活を送るための生活費は、月額約315,834円平均とされています。
この金額は、ある程度の快適さを保ちつつ、生活を楽しむための目安。
この金額には、住居費、食費、交通費、通信費、娯楽費などが含まれています。
そして実際に6ヶ月住んでみた肌感覚として正直「ここまでかからない」と思います。
私は夫婦二人でトビリシに住んでいましたが、自炊多めでAirbnbで部屋を借りて、
基本的に仕事で引きこもっていてあまり遊ばなければ大体2人で20万円あれば余裕を持って暮らせました。
飲み会に頻繁に参加したり、いい家に住んだり旅行をしたりしたら31万円くらい必要というのもなんとなく理解できます。
トビリシでの支払いは現金orカード?
ジョージア・トビリシでの生活では、現金とクレジットカードをバランス良く使い分けることがおすすめです。
現金は、ローカルな市場や小さなお店での買い物に便利です。
小さな居酒屋のような場所は意外と現金のみの場所もあります。
一方、クレジットカードは、ショッピングモールで買い物をしたり、レストランやホテルで食事をしたりする際に便利です。
トビリシでは、多くの場所でクレジットカードが利用できますが、おすすめは2つ。
現地の銀行カードを作るか、クレジットカードのキャッシングです。
個人的には
- 1ヶ月未満の滞在:クレジットカードのキャッシング
- それ以上のお試し移住:銀行カードを作る
で良いかと思います。
気になる人はジョージア渡航前に調べてみてください。
必要な持ち物や手順を細かく記載しています。
↓


ジョージア・トビリシで1ヶ月ノマドの生活費のリアルな内訳

それでは、トビリシでのノマド生活における、1ヶ月の生活費の内訳をより詳しく見ていきましょう。各項目について、具体的な金額や節約のポイントも合わせて解説します。
トビリシの住居費(家賃)

トビリシの住居費は、生活費の中で大きな割合を占めます。
しかし、うまく探せば比較的安価な物件が多く、予算に合わせて選択肢が豊富です。
月額228,834円(中央値)
※Nomadlistより
Airbnbを利用する場合、アパートメントやスタジオなど、さまざまなタイプの物件があります。28日以上で長期滞在割引が利用できて、家賃を抑えることも可能です。
住居費を節約するためには、中心部から少し離れたエリアや、長期滞在可能な物件を探すことがおすすめです。
また、他のノマドワーカーと共同で住むことで、家賃を分担することもできます。
私が2022年に中心地マルジャニシュビリで滞在してた家は上記の写真のような感じで月7万円程度でした。しかし今は物価も上がっており、
今確認したら同じ宿は15万円になっていました….。
Booking.comなどでホステルに宿泊すればもう少し安く済みます。
月額124,798円(中央値)
生活スタイルに合わせて宿を選びましょう。
トビリシの水道光熱費
トビリシの水道光熱費は、それほど高くありません。季節や利用状況によって変動しますが、一般的には月額数千円程度です。
AIrbnbやホステルの場合、これらの金額は内包されていることが多いですが、
不動産経由で部屋を借りたりする場合は自分たちで支払うことになります。
節約のポイントとしては、無駄な電気の使用を控えること、シャワーの時間を短くすることなど、まあ日本と同じように考えて良いです。
トビリシ食費

ジョージアの食事は、非常に魅力的です。
野菜や果物が安く、外食でも美味しいジョージア料理を気軽に楽しむことができます。
- ディナー:507円
- カフェのコーヒー:372円
- ビール(カフェ・0.5L):213円
※Nomadlistより
自炊をすることで、さらに食費を抑えることも可能です。地元の市場で食材を購入すれば、新鮮で安価な食材を手に入れることができます。
食費を節約するためには、自炊を積極的に行い、地元の食材を利用することがおすすめです。また、ランチはテイクアウトを利用することで、費用を抑えることができます。
私たちは1カ月2人で自炊中心で食費は65,000円ほどでした。
トビリシの携帯料金(通信費)
トビリシでの携帯料金は、格安SIMを利用することで、非常に安く抑えることができます。
モバイルデータ(〜10GB):1275円
SIMフリーのスマートフォンを用意し、現地のSIMカードを購入すれば、データ通信と通話が可能になります。
短期滞在なら楽天モバイルにすれば3GBまで海外ローミングが無料なのでそれで乗り切れます。
2週間以上滞在するなら「Magti」という通信会社が間違いないです。
Magtiであれば大体上記の金額に収まります。
なんだかんだ、日本の携帯電話番号はSMSの受信などで海外でも使います。
番号キープしておいて、たまに使うなら楽天モバイルがおすすめです

トビリシの交通費
トビリシの交通費は、地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用することで、非常に安く抑えることができます。
マルシュルートカという乗合バスみたいなものが安く移動できますが、ジョージアあるあるで時間通りに来ません。
タクシー(平均3km/2mi):372円
※Nomadlistより
配車アプリを利用してました。
かなり安いです。日本人はタクシー=高額という意識づけがされてますが、驚くほど安いのでタクシーでしか移動しないくらいのレベルです。
アプリは「Bolt」と「Yandex」が主流です。
肌感覚ですが、Boltの方が質の良いドライバーが多く、Yandexの方がちょっと安いイメージです。私たちはBoltを使ってました。
トビリシの海外旅行保険
海外旅行保険は、万が一の病気やケガに備えるために、必ず加入しておきましょう。
保険料は、加入期間や補償内容によって異なります。自分の渡航期間やリスクに合わせて、適切なプランを選ぶのが良いです。
クレジットカードに付帯してる保険があると思いますが、適切に扱わないと発動されません。
私は保険のためにクレジットカードを複数枚使い分けてます。
クレカの布陣は人それぞれだと思いますが、4年間の海外生活でたどり着いた布陣なのでぜひ参考にしてみてください。
↓

海外旅行保険は本当に気をつけてください。
私も海外で怪我をした時にとんでもない金額になったのですがクレカの付帯保険に助けられました…
ジョージア・トビリシで生活する人の口コミ・体験談
偶然にも格安で予約できた快適なトビリシ三ツ星ホテル生活も終え、旧市街寄りの住宅街の中にあるゲストハウスへ移動。一泊2300円程度。トビリシはかなり気に入ったのでまだしばらく滞在する予定 pic.twitter.com/2wg2vPeFUi
— けいさん🇯🇵ガス欠中 (@keisannomad) August 14, 2022
月7万円で生活可能、ビザなし1年滞在可能なジョージア🇬🇪
— ノマドちゃん (@nomadchan) March 25, 2025
首都トビリシの世田谷区のようなベッドタウンで、家賃を約3万円におさえる場合の最大スペックはこれくらい。1LDK $144 広さ52㎡。
契約期間は短かくても半年。家具付きは標準で、礼金という概念は無し❣️ pic.twitter.com/WELkIo6gGG
🇬🇪個人的なトビリシの感想🇬🇪
— 旅丸sho🎒旅する経営者 (@tabimarusho) July 8, 2023
・歴史と近代が融合している
・インフラは比較的整備されてる
・24時間コンビニ多い
・飲食店とスーパーが多い
・おしゃれなカフェやバー多い
・邦人外国人共に面白い人が多い
⬇️その他の写真もUPしましたhttps://t.co/RohVMdZRwo
まとめると『生活しやすい』です。 pic.twitter.com/a5oyfeANFK
ジョージアの首都・トビリシの「トビリ」は「温かい」という意味。
— やま|海外夫婦暮らし (@yama3_local) November 22, 2022
温泉街がありましてようやくベストサウナを発見。
硫黄感強い温泉
100℃近いトビリなサウナ
キンキン水風呂
整いスペース
タオル貸与
これで15ラリ(790円)時間無制限
4ローテでととのいました。
ジョージアサ活、完全に幕開けた。 pic.twitter.com/B88aXuT4PY
\ジョージアでの移住生活を動画で見たい人はこちら!/
ジョージア・トビリシでノマド生活費のまとめ

トビリシでのノマド生活は、物価の安さから、ヨーロッパ内では比較的低コストで実現可能です。
しかし、生活費は個人のライフスタイルによって大きく異なり、315,834円という生活費はあくまで目安となります。
トビリシでのノマド生活を楽しむためには、生活費の内訳を把握し、自分の予算に合わせて計画を立てることが重要です。
家賃:100,000円~200,000円
水道光熱費:0円~5,000円
食費:30,000円~60,000円
携帯料金:1,000円~2,000円
交通費:5,000円~10,000円
海外旅行保険:0円~20,000円
その他(娯楽費、交際費など):50,000円
トビリシは、ノマドワーカーにとって、魅力的な都市です。物価の安さ、活気ある文化、そして歴史的な魅力が、あなたのノマド生活を豊かにしてくれるでしょう。
この記事が、あなたのトビリシでのノマド生活を始めるための一助となれば幸いです。

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