【完全ガイド】航空券を安く買う方法!最適なタイミングや裏ワザ10選

「お盆の時期、航空券高いな…でもここしか休み取れないし…」
と思ったことはありませんか?
筆者もノマド生活を始めたばかりの頃、「予約サイトをいくら比較しても、結局高い」とあきらめていました。
でも、旅好きの仲間や現地ノマドの知恵を集めていくうちに、いつ・どこで・どう買えば、航空券を今よりも安く手に入れられるかの法則が少しずつ見えてきました。

もっと早く知っていれば…って、正直思いました。
この記事では、海外ノマド歴4年、1年間で20回以上飛行機に乗っている筆者が実際に使っている「航空券を安く買うコツとテクニック」をまとめています。
- 航空券が安くなる時期と、予約のベストなタイミング
- 繁忙期でも価格を抑えるための考え方と工夫
- ノマド仲間の間で広まっている裏ワザ的な節約テクニック
旅行が好きな方も、これから海外ノマドを目指す方も、「航空券代を賢く抑えて、旅の幅を広げたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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航空券を最安で買うために知っておきたい知識

航空券はダイナミックプライシング(変動価格)によって、日々・時間ごとに価格が変わります。
航空会社の収益管理(イールドマネジメント)により、需要や販売状況を見ながら価格が調整されているようです。
最も安くなる時期は?
Googleなどのデータによると国際線(海外行き)では出発 60 日前(約2 カ月前)〜4 カ月前が価格が落ち着いていて狙い目とされています。
それより前だと価格調整前・後だと需要が高まって価格が上がることもあるのだとか。
さらに、航空券の動向を調査した結果、夏やクリスマスなど繁忙期の後にあたる“肩の時期”(春・秋)には航空券価格が落ち着いて、最安値に近づく傾向があります 。
航空券の価格は日や時間で変わる?
かつては「火曜や水曜の夕方に安くなる」といった曜日の法則が語られていましたが、現在は航空会社の料金アルゴリズムが複雑化しており、購入する曜日による価格差はほとんど見られません。
実際、Google Flights の分析では「どの曜日に予約しても平均価格差は約2%」とされています。
一方、出発時間による価格差は残っており、深夜便や早朝便は比較的安く、日中のピークタイム(午前10時〜午後)は高くなりやすいという傾向があります。
ANAの国際線で安く予約するには?
ANAの国際線について、公式に「この時期が最安」と明言している情報はありませんが、以下のような傾向があります。
- ANAの国際線航空券は、出発の355日前午前9時(日本時間)から予約可能
- ANAでは、早期購入向けの割引運賃として「Value/Light」といった運賃ブランドが用意されており、とくに座席数が限られた「Light」運賃が最安帯となるケースが多い
- 繁忙期(年末年始、夏休みなど)を避けた閑散期、たとえば2月や9月はマイル特典での「L(ロー)シーズン」に該当する月でもあり、価格が下がりやすい傾向がある
- ANA公式サイトでは、キャンペーン運賃やタイムセール情報が不定期で告知されており、《セール初日に即チェックすること》が安値確保のカギ
お得な航空券を見つけるためのツール
海外ノマド歴4年の私が、航空券を探すときにチェックしてるツールは以下です。
価格変動の把握とお得なタイミング探しに便利ですよ。
- Google Flights:価格カレンダーとトレンド表示機能あり、アラートも設定可能
- Skyscanner & Momondo:広い範囲のLCCや地域航空会社の価格も比較できる
- Hopper:AI予測に基づき、「今買うべきか」の判断をサポート
- 価格アラート&ニュースレター:Going、Thrifty Travelerなどの情報発信サービスが、ミスフェア(価格誤表示)や突発セールをキャッチするのに役立つ
繁忙期でも安くなる!お盆や年末年始の航空券の賢い買い方

繁忙期とはいえ、コツを押さえれば航空券代を抑えることも可能。
まずは繁忙期に価格が上がる理由から理解しましょう。
そもそも、なぜ繁忙期の航空券は高いのか?
航空会社は需要が高まるピーク期に合わせて、需要予測に基づく動的価格調整(yield management)を行っています。
需要が急増するお盆や年末年始、ゴールデンウィークなどは、安い運賃がすぐ売り切れ、残りが高価格になる仕組みです。
日本の繁忙期(お盆の8/11‑19、正月期間、GWなど)は「ピーク旅行シーズン」とされ、航空券や宿泊費が高騰しやすいと複数サイトでも注意喚起されています。
予約の最適なタイミングは?
Google Flightsの公式分析によると、国際線航空券は出発の101日前に平均最安値となり、50日を切ると価格が上昇傾向が強くなると報告されています。
さらに、Expediaの2024年レポートでは国際線の最適予約期間は約60日前〜4ヶ月前とされています。
以上を踏まえると、繁忙期の航空券は少なくとも2ヶ月前、できれば3〜6ヶ月前からチェックし始め、余裕を持って予約するのがポイントです。
航空券を安くする予約のコツ&おすすめサイト

ここでは「繁忙期も含めた航空券購入の基本ルール」と、旅人や海外ノマドに人気の予約サイトを紹介します。
航空券を安くするための3つの基本ルール
- ピークから外れる日程を狙う
最混雑直前・直後より少しずらすことで安くなる可能性あり - 早めの予約を心がける
特に繁忙期は6ヶ月以上前が狙い目 - 価格アラート/セールを活用する
特にセール開始直後は割引率が高めになる傾向あり
旅好きおすすめ航空券予約サイト5選
海外在住のノマド・旅好きに人気のサイトをピックアップしました。
- Google Flights:価格履歴の確認や価格アラートの設定が可能。目的地別の最安時期をカレンダー表示で確認
- Skyscanner:LCCからフルサービスまで幅広く検索可能なメタサーチエンジン。アプリ版も便利
- Momondo:Skyscannerに近い仕様で、時に独自の安値が見つかることも。複数都市・複数検索が得意
- Hopper:AIが航空券価格の動きを予測し、「今買うべきか」をアドバイス。モバイルアプリに特化
- Thrifty Traveler / Going(旧Scott’s Cheap Flights):ミスフェアやフラッシュセール情報を配信するディールアラートサービス。予約は航空会社やOTAへのリンクを経由して行う
海外のサイトもありますが、よく使うのは上2つです。
どうしてももっと安いのを見つけたい!
という時は下のサイトを見ることもあります。
航空券を安くするテクニック集10選まとめ

航空券代を節約するには、基本テクニックだけでは不十分。
裏ワザ的な工夫を知ることで、さらに賢く・安く旅ができるようになります。
ここからは筆者が実際に使っている10のテクをご紹介します。
①オープンジョー(Open Jaw)を活用する
オープンジョーが何かご存知ですか?
私もよく使うのでこのテクニックは知っておきたいテクニックです!
往路と復路で異なる都市を発着に設定する航空券の購入方法。
二つの発着地を組み合わせるので陸路移動が組み込まれる
例えば「東京→バルセロナ、ローマ→東京」や「大阪→ニューヨーク、ロサンゼルス→名古屋」のように構成できます。
通常の往復より安くなることがあり、移動距離や便の混雑状況によっては大幅に差が出る場合も。
ANAやJALでは公式サイトに「マルチシティ検索」機能があり、予約も簡単。
前述の「Skyscanner」や「Trip.com」でも複数都市検索が可能です。
効率よく巡りたい旅行者にとって、費用と自由度のバランスを取れる有効なテクニックです。
② スキップラギング(Hidden City Ticketing)を活用する
目的地より先の都市行き航空券を購入し、途中の乗継地で下車することで運賃を安く抑える方法
たとえば「東京→シカゴ→オーランド」の航空券を買い、シカゴで降りることで直行便より安くなるケースがあります。
安くなるわけない!と思うかもしれませんが、いわゆるセット割みたいなものが効いてることもあり、こちらの方が安くなるケースもあるのです。
ただしこちらはかなり裏技。
一部の航空会社では規約違反とされ、繰り返すと予約拒否や会員資格停止のリスクも。
預け荷物も最終目的地まで送られるため、使うなら片道かつ手荷物のみで。
無断キャンセルはNGなのでキャンセルする場合はしっかり連絡が必要です。
Skiplaggedなどの専用検索サイトを使えば発見も容易ですが、利用は完全に自己責任となります。
③フラッグキャリアや航空会社のセールを狙う
ANAやJALなどのフルサービス航空会社では、年に数回「タイムセール」や「限定運賃キャンペーン」が実施されます。
エアアジアなどのLCCでも定期的に開催されています。
1月や7月の閑散期、ブラックフライデーや年末年始の前後に行われることが多く、正規運賃より大幅に安くなるチャンスも。
セール情報は公式サイトやアプリ、SNS、メールマガジンで告知されるため、事前登録しておくと便利です。
対象は国際線・国内線問わず、ビジネス・プレエコ・エコノミーまで幅広く、人気路線でも空席があれば狙い目。
通知設定と予約のスピード感が、割引を確実にものにするコツです。
④航空券サイトのセールバック&ポイントサイトを活用
航空券を予約する際は、楽天リーベイツやハピタスなどのポイントサイトを経由するだけで、購入金額の数%がポイントやキャッシュバックとして還元される場合があります。
ExpediaやTrip.comなど大手の航空券予約サイトも対象になっていることが多く、予約前に確認するのがおすすめです。
さらにタイムセールや割引クーポンと併用すれば、実質的な割引額をかなり大きくできます。
こうしたサイトの特典は期間限定や対象条件があるため、事前にチェックしておくことが重要です。
⑤出発前日に予約!「ラストミニッツディール」を狙う
直前の予約でも、条件によってはお得な航空券が手に入るケースがあります。
たとえば、LCCや一部の欧州系航空会社では、出発の24〜48時間前に空席を埋める目的で特別割引を出すことがあります。
ANAやJALも「Web当日運賃」「前日限定割引」などを例外的に提供することがあり、メール通知やアプリを活用すれば見つけやすくなります。
また、パッケージツアーの余り枠やキャンセル放出分など、“埋め合わせ的”なラストミニッツ運賃が登場する可能性もゼロではありません。
ただし、繁忙期や人気路線では出現頻度が低く、確実性は低め。
あくまで「チャンスがあればラッキー」くらいのスタンスで、他の方法と併用するのがおすすめです。
⑥空港カウンターで当日割引を狙う
オンライン予約が主流の今でも、航空会社によっては空港カウンターで“思わぬ特別価格”が適用されることがあります。
たとえば、米系のLCC(Spirit AirlinesやFrontierなど)では、空港購入によってネット予約時にかかる「手数料(約20ドル前後)」を回避できる仕組みがあります。
また、アジアや欧州の一部航空会社では、空席状況に応じて対面交渉で柔軟な対応が得られる場合も。
ただし、多くのフルサービスキャリアでは、カウンター購入時は通常運賃より高くなることが一般的。
当日購入は「柔軟に動ける上級者向けの選択肢」といえるでしょう。

当日予約を狙って行ったら満席なってことも全然ありえますからね
出発直前でも諦めず、空港で最終チェックするというアプローチとして活用できます。

⑦近隣の空港(ハブ空港)を探す
航空券を探す際は、目的地や出発地の近隣にある大規模ハブ空港にも注目すると、費用を抑えられる可能性があります。
たとえば関西国際空港や成田空港は地方空港より便数が多く、競争が激しいため運賃が安く設定される傾向です。
海外でもクアラルンプール、バンコク、香港などは東南アジア圏の代表的なハブ空港で、LCCや国際線の乗継ぎにも便利。
移動にかかる交通費と比較しても、トータルで安くなることがあります。
⑧LCC(格安航空会社)を利用する
LCC(格安航空会社)は、フルサービスキャリアに比べて大幅に安い価格で航空券を提供しており、旅費を抑える手段として非常に有効です。
日本ではPeachやジェットスター、海外ではエアアジアやスクート、ライアンエアーなどが代表例。
公式サイトやアプリ限定のセールやクーポン配布があることも多く、定期的なチェックがおすすめです。
ただし、預入荷物や座席指定、機内食などが有料となるため、総額で比較することが大切です。

安っ!と思いよく見てみると預入荷物で+8,000円とかよくあるので注意
短距離移動や荷物が少ないバックパッカー旅行との相性は抜群です。
⑨マイルを貯めて無料で航空券をゲット
マイルは航空会社のフライト利用や提携クレジットカードの決済などで貯めることができ、一定数たまると無料で航空券と交換できます。
ANAやJALなどでは、国際線のエコノミーからビジネスクラスまで特典航空券に交換可能で、座席の空きがあれば繁忙期でも使えるのが魅力。
さらにキャンペーン時には通常より少ないマイル数で発券できることもあります。
マイルの有効期限や提携航空会社のルールも事前に把握し、計画的に利用することが重要です。
➓預入手荷物を極力減らす
LCCや格安航空券では、預入手荷物が別料金となるのが一般的で、時には航空券本体より高額になることもあります。
そのため、機内持ち込みサイズのスーツケースやバックパック1つに荷物を収める工夫がコスト削減につながります。
各航空会社ごとに手荷物のサイズ・重量制限が異なるため、予約前に条件をよく確認することが大切です。
圧縮袋や機能的な衣類、着回しの効くアイテムを活用することで荷物はさらにコンパクトに。
移動時の負担も軽くなり、旅そのものが快適になります。
一般的には3辺の合計が158cm以内に収まるようにするのが基本なので、そのようなスーツケースやバックパックを選びましょう。
航空券を安く手に入れて旅行を楽しもう!
航空券代は、旅のコストを左右する最大のポイント。
でも「高いのが当たり前」と思っていませんか?
今回紹介した方法を知っていれば、実は誰でも出費をグッと抑えることができます。
本記事では、航空券が安くなるタイミングや買い方のコツ、そしてノマド仲間のあいだで知られる節約テクニック10選をお届けしました。
そのうえで、特に実践しやすく効果が高い方法をまとめると、以下の通りです。
◎ とにかく安くしたいなら
→ LCC+近隣ハブ空港+荷物の軽量化
◎ 周遊型や複数都市旅行なら
→ オープンジョーやマルチシティ予約
◎ 情報で差をつけたいなら
→ タイムセール通知&ポイントサイト経由
◎ 旅慣れたノマドが使っている裏技
→ スキップラギングやラストミニッツ活用
◎ 将来の無料航空券につなげるなら
→ マイルの戦略的な貯め方・使い方
航空券は“賢く選ぶ”ことで、旅そのものの自由度が大きく変わります。
知らなかった、で損をしないように。ぜひ次のフライトから、今回のテクニックを取り入れてみてください!

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