【対処法7選】フュアーハンドランタンが消える、焦げる【故障/トラブル】
こんにちは!やまさん(@yama3_local)です。
今回はフュアーハンドランタン(オイルランタン)のトラブル対処法について紹介します。
こんな方にオススメの記事です。
・フュアーハンドランタンの火がすぐ消えてしまう
・そもそも火がつかないで焦げちゃう
・火が大きすぎて煙が出る
・もしかして故障した?
こんな悩みをお持ちの方はぜひ読み進めて見てください。
この記事の編集者
やまさん
キャンプ歴2年半のデュオキャンパー。
北関東を中心に活動しており、多いときは月に3回キャンプ。
使用テントはZANEARTSのGIGI1。
カップルキャンプを趣味としていたが結婚を機に夫婦キャンプに。好きなことは焚き火とコーヒー。
得意なキャンプ飯は炭火焼鳥と燻製。
ハピキャン公式ライターも務めています。
私もフュアーハンドランタンを買って、ワクワクしながら使い始めました。
かっこいいし、揺らめく炎に癒されるんですよね。
しかし、5回くらい使ってウィック(芯)を取り替えてから、なぜかすぐ消えるようになってしまった・・・。
その際に試行錯誤してフュアーハンドランタンが復活した時の方法をいくつかお伝えできればと思います。
Contents
フュアーハンドランタンとは
まずそもそもさっきから言ってるフュアーハンドランタンってなんぞや?
1893年にドイツで誕生した灯油ランタンのオリジナルブランドです。 別名ハリケーンランタンの呼び名で知られるフュアハンドは、そのシンプルな構造と実用性で世界の文化や生活水準が異なるさまざまな地域で人々の生活に密着した灯油ランタンとして愛用されています。
株式会社スター商事HPより
いわゆるオイルランタンというやつです。
LEDランタンと違って手間もかかるし、光も弱い。
機能性で言ったら正直LEDランタンには勝てませんが、何より
「雰囲気がいい」
のです。
揺らめく炎に癒されます。
僕がキャンプを知る前にこれを見て、「うわ!キャンプってかっこいい!」
と思ったギアはこのオイルランタンでしたね。
今でも一番かっこいいと思ってます。
合わせて読みたい
フュアーハンドランタンのトラブル例
フュアーハンド ランタンの調子が悪いみたい。他にも同じひといる?
私が経験したフュアーハンドランタンのトラブルは以下のものです。
フュアーハンドランタンのトラブル(故障)かも?
- 火をつけてもすぐ消える
- 先が焦げて煙が上がる
- 芯がすぐ消える、減るのが早い
- 炎が割れる、形がキモい
このようなトラブルに見舞われている方はおそらく「芯」に問題があります。
そしてトラブルには他に以下のようなものもあります。
フュアーハンドランタンのトラブル(故障)かも?
- そもそも火がつかない
- 変な匂いがする
このようなトラブルに見舞われている方はおそらく「オイル」に問題があります。
ではそれぞれ解決法を見ていきましょう。
フュアーハンド ランタンがつかない時の解決策
フュアーハンドランタン(オイルランタン)がつかない時の原因は前述のように「芯」か「オイル」に原因があることが多いです。
以下の手順でチェックしていってください。
①オイルが入っていない
いっけねー!オイルランタンなのにオイル入れ忘れてた!☆
もう!おバカさん!☆
灯台下暗しです。もしかしたら前回使ったのが残ってるかもなんて思ってませんか?
芯が吸い尽くしてしまって意外となくなっている可能性もあります。
この下にある「燃料キャップ」をひねって開けてください。
中にオイルをしっかり入れてくださいね。
これができていないと…
・火をつけてもすぐ消える
・芯が焦げて煙が上がる
・芯が燃えるスピードが早すぎる
というトラブルが起こります。
②オイルの量が少ない
持ち運びをするのでたくさんのオイルを入れたくない。
一回で使い切るだけ都度オイルを入れる、というのは正解です。
もし車の中で倒れてもれてしまったら大変ですもんね。
しかし、オイルの量が少なすぎると、火がつきません。
というのも、フュアーハンドランタン をはじめとする、オイルランタンは下記のような原理で火がつきます。
あまりにもオイルの量が少ないと、芯の途中でオイルを吸い切ってしまい、上までオイルを持ってこれません。
または、燃料タンクの中であまりにオイルが少ないと、芯とオイルが接触せず、吸い上げることができません。
そうすると、オイルが到達していない芯の先端はただの布。
普通に燃え尽きてすぐに消えてしまいます。
「オイル不足」はよくある原因です。
これができていないと…
・火をつけても2分くらいで消えちゃう
・先が焦げて煙が上がる
・芯が燃えるスピードが早すぎる
というトラブルが起こります。
③芯が短い、長い
これも先ほどの ②オイルの量が少ない と同じです。
芯が短いのはホヤの中で顔を出している方の芯の「頭」ではなく、燃料タンクの方の芯の「おしり」の話です。
芯のおしりが短いと、オイルに接触せずにオイルを吸い上げることができません。
これだと芯の頭までオイルが行き届かないので、結果としてオイルを吸っていないただの布を燃やしているだけ。
すぐに火は消えてしまいます。
また逆におしりの芯が長くても、たくさんオイルを吸ってしまい、ホヤの先に出ている芯の頭までオイルが行き届かない場合があります。
しっかり全体にオイルが染み渡って入れば、芯のおしりが長くても問題ありません!
これができていないと…
・火をつけても2分くらいで消えちゃう
・先が焦げて煙が上がる
・芯が燃えるスピードが早すぎる
というトラブルが起こります。
④オイルがおかしい
オイルも入ってるし、量もしっかりある!けどなんかつきが悪い
その場合オイルがおかしい可能性があります。
例えば、以下のパターンが考えられます。
オイルランタンのオイルに問題があるパターン
オイルが古い
数年ぶりにランタンを出してきてもともと入っていたオイル
いつのかわからないオイル
専用のオイルではない
サラダ油入れてみた
ガソリン入れてみた
ごま油入れてみた
専用のオイルではない
サラダ油入れてみた
ガソリン入れてみた
ごま油入れてみた
数種類のオイルが混ざっている
途中でなくなったから別のオイルを足してみた
他のランタンから使いかけの芯だけ付け替えた
上記の場合、できないこともないかもしれない。
ただ「正しい使い方ではない」ことだけ頭に入れておいてください。
ちなみに私はこのオイルをランタンと一緒に持ち歩いてます。
虫が寄り付いてこないし、その場でチャージもできるし、注ぎやすい。
現地でこれをチャージしてから使えば問題なく使えます。
↓
これができていないと…
・火をつけても2分くらいで消えちゃう
・芯が燃えるスピードが早すぎる
・そもそも火がつかない
・変な匂いがする
というトラブルが起こります。
追記しました
2021.03.09
他の方のブログを読んで、以下の原因もあるようです。
タンク内部で結露が発生して、水とオイルが混ざってる
そんな方は一度中身を全部捨てて、中を水で洗ってください。
ホヤを開けてしっかり乾かした後に、新しいオイルを入れて、新しい芯に変えたら直りました!
夜外に出しっぱなしにしておくと結露が発生してタンク内で水とオイルが混ざってしまうようことがあるようです。
対策としては、夜はケースに入れてしっかり保管することで結露の発生を防ぐことができます。
⑤芯の先が整っていない
フュアーハンドランタンを買ったらまず、セットをするときに芯の先を整えなくてはいけません。
買ったままのむき出しの状態で芯をセットしたら断面は直角のままですよね。
それだと炎は「のぺっと」(?)した形になってしまいます。
このままだと、炎が「のぺっ」としてしまうので(伝わらない)
ハサミで適当に「炎っぽく」切ります🔥
完成!
これで炎は割れることもなく、かっこいい形になりますし、消費も抑えることができます。
これができていないと…
・火をつけても2分くらいで消えちゃう
・芯が燃えるスピードが早すぎる
・炎の形がキモい
というトラブルが起こります。
⑥芯にオイルが染み込んでいない
なるほど!新しいオイルを入れて、芯の新しく入れ替えて、長さもしっかり調節、先っちょも整えたぞ。
…あれ?まだすぐ消えちゃう!?
フュアーハンドランタンがうまく点かなくなってしまったので、芯もオイルもリセットしてやり直したけどだめだー!という方。
その方はおそらく「芯にオイルが染みきっていない」ことが原因です。
ちなみに僕が一番悩んだ時はこのパターンでした…。
芯をセットしてもすぐにはオイルは染みきりません。
ランタンに芯をセットせずに、まずはオイルに芯を10分ほど浸してみてはいかがでしょうか?
染みきってから、フュアーハンドランタンに芯をセットしてみてください。
これができていないと…
・火をつけても2分くらいで消えちゃう
・先が焦げて煙が上がる
・芯が燃えるスピードが早すぎる
というトラブルが起こります。
⑦芯を出し過ぎている
今度は芯の「頭」の方。
ホヤの中に頭を出している芯が出過ぎていませんか?
フュアーハンドランタンの場合、芯はほんの5mm程度頭を出して入れば平気です。
逆に芯を出しすぎると、燃え尽きるのが早くなってしまったり、炎の形が変になってしまったり、炎が大きくなりすぎて危険です。
芯はハンドル(コーンビーフ開けるみたいなとこ)を回して5mmくらいに調節してみてください。
これができていないと…
・火をつけても2分くらいで消えちゃう
・芯が燃えるスピードが早すぎる
・炎の形がキモい
というトラブルが起こります。
フュアーハンドランタンがつかない時の対処法まとめ
これまで説明した①〜⑦のフュアーハンドランタンがつかない理由と、対処法をまとめると以下のようになります。
・芯の頭までオイルを吸っているか
・芯の頭は整えられているか
・芯のおしりはオイルを吸っているか
この全てのパターンで解決できない場合はむしろ終えて欲しいです。
この記事に追記していきます。笑
フュアーハンドランタン をはじめとするオイルランタン は精密機械ではないので、雨で故障したりすることは基本的にありません。
ただ、雑に扱っているとパーツが曲がってしまったり、ホヤが割れてしまったりすることがあります。
ケースに入れて持ち歩けば破損の確率は下がるので、ランタンと一緒に購入をお勧めします。
私は頂きものですが、CHUMSのハードケースを持っています。
ランタン用ではありませんがジャストフィットしますし、可愛いので気に入っています。
フュアーハンドランタンを直してノーストレスで使おう
今回は僕のようにフュアーハンドランタンを気に入って使っていたのに突然使えなくなってしまった人に向けて記事を書きました。
ぜひ皆さんのお気に入りのオイルランタンがしっかり使えるようになるためのアドバイスとなっていれば幸いです。
フュアーハンドランタンをノーストレスで使ってキャンプに彩りを加えてね!
\オイルランタン以外のおすすめランタンはコレ!/
合わせて読みたい
フュアーハンドランタンで「数分で火が消える」「芯が瞬く間に黒く焦げる/芯を出してもすぐに焦げる」「芯の両サイドのみに炎が上がり炎のかたちもキモい」現象に陥ってやまさんの記事に辿り着きました。対処法を全て実施してみましたが復活せず。
試しにホヤを外した状態で火をつけると炎は縦型にはなるものの芯が即座に焦げつくことがなく正常にみえます。同じ現象をご経験されたみなさんはホヤを外した状態でも芯がすぐに焦げてしまうのでしょうかね。
私の場合はホヤを外すと正常っぽく見えるのでオイルと芯が原因ではない?!ホヤをつけると同じトラブル現象になってしますので単純な造りではあるもののランタン側の問題なのかと感じてしまいます。
まだ使用して8ヶ月ぐらいですが新しいのを買うしかないのか、、、。
うぶぅチャム様
ブログの閲覧誠にありがとうございます。
私の場合、芯にオイルがしっかりと沁みていなかったことから黒く焦げてすぐ消える現象が起きてしまいました。
うぶぅチャム様の場合、ホヤを外すとしっかり炎が持つことから、ホヤが原因ではないでしょうか?
しっかりと下まで降りておらず隙間から空気が入ってしまっているか、上部の空気穴がふさがって酸欠状態になっているか…
一度、芯とオイルをリセットして、中を洗っても使用できない場合、ランタン側の故障の可能性が高いですね!
8ヶ月とはかなり短命ですが…治ることを祈ってます!
フュアハンドバーナーが固くて回らないし、レバー回しても芯が出てこないです!
キャプテンスタッグのパラフィンオイルランタン使っています。
こんにちは。コメントありがとうございます。
ケースに入れていなかった場合、レバーが内部で曲がってる可能性がありますね。
もしくは芯の噛みが甘くて出てこない可能性があります。
しっかりと芯を噛ませて見てはいかがでしょうか?回答になってましたら幸いです。
パラフィンオイルが悪い
灯油に変えてみてください。
あら不思議、絶好調になりますよ
炎の形がキモい。という文言でつい笑ってしまいました。
キモかったので切断してしっかり火が灯るようになりました。ありがとうございます。
おのザル様
閲覧誠にありがとうございます。
キモい炎から卒業できて良かったです!
イケてる炎でキャンプを楽しんでください!