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香港ノマドのリアル|物価・家賃・治安・中国化を徹底解説【2026年最新】

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香港移住のリアル|物価・家賃・治安・中国化を徹底解説【2026年最新】


こんにちは!40カ国以上旅して14都市にお試し海外移住しているやまさん(@yama3_local)です。

今回は「香港でノマド」するときの、失敗しないためのポイントと具体的な進め方をまとめていきます。

家賃が月33万円ってどういうこと…?香港移住ってそんなに生活費が高いの?


とはいえ、ポイントさえ押さえれば大丈夫です。
この記事を読めば、香港移住の物価・住宅・治安・中国化のリアルがすべてわかります。

今回の記事で紹介すること
  • 香港の生活費のリアルなデータ
  • 香港の家賃や家事情の現状
  • 香港の治安
  • 国安法・第23条施行以降に急速に進む「中国化」
  • 日本人が香港移住に向いているか・向いていないかの判断基準

この記事では、「香港ノマド」や「香港旅行」の前に知っておきたい点を整理しながら、今の香港のリアルを紹介します。

やまさん
やまさん
海外試住ナビ編集長
Profile
大手旅行代理店に4年間勤め、ワーケーションなどの自由な働き方を提案する事業を行う。 独立後、夫婦2人で仕事を辞めてデジタルノマドとして海外移住中。趣味のバックパッカーと、旅行会社で実際に世界中30カ国以上飛び回った経験を活かして、住む場所にとらわれずに働ける移住先を夫婦で探して旅暮らしを4年間継続。その活動ノウハウ元に"海外お試し移住"の準備を一緒に行うvisapairを立ち上げる。タイ政府観光局のイベント登壇や、ノマド体験サービスの講師なども務める。 2025年タイ・チェンマイ在住。 趣味はキャンプで夫婦で月3回ほど行ってた。

香港の生活費|世界1位確定!バグっている物価

香港暮らしを検討する上でまず絶対に知っておきたいのが「物価」です。
香港の生活費が世界トップクラスであることは、複数の権威ある調査から明らかになっています。
ここでは具体的なランキングと生活費データをもとに、その実態を解説します。

Mercer調査で堂々の1位!世界生計費ランキングの衝撃

世界の多国籍企業が駐在員の給与設計に活用する、最も信頼性の高い調査のひとつがMercer(マーサー)の「世界生計費調査」です。2024年のランキングでは、香港が堂々の世界1位を記録しました。

順位都市(国)
1位香港
2位シンガポール
3位チューリッヒ(スイス)
4位ジュネーブ(スイス)
5位バーゼル(スイス)
6位ベルン(スイス)
7位ニューヨーク(アメリカ)
8位ロンドン(イギリス)
9位ナッソー(バハマ)
10位ロサンゼルス(アメリカ)
出典:Mercer 2024 Cost of Living City Ranking


香港は税金が安いから稼げるって聞いたんですが…



確かに、所得税の最高税率は15〜17%程度で、消費税・住民税・株などのキャピタルゲイン税もありません。稼ぐ環境としては世界最高クラスです。しかし、出ていくお金もハンパではありません。

ノマドの生活費データ

世界中のノマドワーカーや駐在員が実際の生活費をリアルタイムで共有している「Nomad List(ノマドリスト)」の最新データも確認してみましょう。
実際に住んでいる人の生の声が集まるため、非常に信憑性が高いデータです。

カテゴリ月額(円換算)
ノマドワーカーの生活費約43万8,000円
駐在員の生活費約39万7,000円
現地人の生活費約36万8,000円
カフェのコーヒー1杯約771円
カフェのビール(0.5L)約1,014円
夕食(外食)約1,115円
出典:Nomad List(香港)(2026年3月取得)

現地の人と同じような生活をしても、最低で月36万円は飛んでいきます
意外にもクレカが使えるところが少なかったです。
キャッシングをして現金をある程度作っておく必要があると感じました。

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ローカルな食堂「チャーチャンテン(茶餐廳)」のランチでも1,000〜1,500円、ちょっといいラーメンを食べようとすれば2,000〜2,500円が普通にかかります。息をしているだけでお金が減っていく感覚です。
でも、本当にヤバいのは食費だけではありません。

香港の家事情|移住者が直面する家賃の現実

香港暮らしで日本人が最も驚くのが住宅事情です。単に「家賃が高い」というレベルではなく、世界14年連続1位の「住宅が手に入りにくい都市」というのが香港の現実です。
ここではランキングデータと具体的な家賃相場、そして劏房・コフィンハウスという特殊な住宅事情まで解説します。

香港は東京の3倍超の家賃相場

Demographiaの「2024/2025年版 インターナショナル・ハウジング・アフォーダビリティ」調査によると、香港は「世界で最も住宅が手に入りにくい都市」として14年連続で1位に君臨しています。

順位都市(国)
1位香港
2位シドニー(オーストラリア)
3位サンノゼ(アメリカ)
4位ロサンゼルス(アメリカ)
5位ホノルル(アメリカ)
6位メルボルン(オーストラリア)
7位アデレード(オーストラリア)
8位サンディエゴ(アメリカ)
9位トロント(カナダ)
10位バンクーバー(カナダ)
出典:Demographia International Housing Affordability (2024/2025)

東京でワンルームマンション(約20〜25平米)を借りると、都心部でも月8万〜10万円程度が相場です。しかし香港では、中心部の同等スペース(1ベッドルームのスタジオ)を借りると、平均で月額約33万円(¥330,385)になります。東京の3倍以上の家賃です。家族向けの2LDKなら月50〜100万円も珍しくありません。

劏房・コフィンハウス・ケージハウスという苦肉の選択

あまりの家賃の高さに、香港では「劏房(サブディバイデッド・フラット)」と呼ばれる激狭物件や、「コフィンハウス(棺桶ハウス)」「ケージハウス(鳥籠)」と呼ばれる劣悪な環境に住む人が後を絶ちません。

広さはたったの数平米。両腕を広げることもできず、キッチンとトイレが同じ空間にある場所も珍しくありません。それでも家賃は月3〜4万円します。日本のカプセルホテルが天国に見えるレベルです。

「家賃10万円くらいで綺麗な1Kに…」という日本の感覚で香港移住しようとすると、完全に詰みます。


 

香港の治安|実は日本より上の世界7位

「貧富の差が激しくて家賃が高い都市=治安が悪い」と思いがちですが、香港はその逆です。ここでは治安ランキングのデータと、その背景にある理由を解説します。

Numbeo調査で世界7位!日本(9位)よりも上の安全性

Numbeoの「2025年 安全な国・地域ランキング」を見てみましょう。

順位都市・地域(国)
1位アンドラ
2位UAE
3位カタール
4位台湾
5位オマーン
6位マン島
7位香港
8位アルメニア
9位日本
10位スイス
出典:Numbeo Safety Index 2025

香港は世界7位で、日本(9位)よりも上位にランクインしています。スリや強盗などの凶悪犯罪は非常に少なく、夜中に女性が一人で歩いても比較的安全とされています。

治安が良い理由は監視カメラ社会という光と影

なぜ貧富の差が激しい都市でこれほど治安が良いのでしょうか。最大の理由は街中に張り巡らされた監視カメラと警察の目です。物理的な抑止力が働いているため、治安の良さは世界トップクラスになっています。日本人が住む上で、治安のストレスが少ないのは大きなメリットです。

ただし、この「監視の目」は別の側面も持っています。それが、今の香港を語る上で避けて通れない「中国化」です。

急速に進む「中国化」|かつての自由な香港は今どこへ

物価や治安と並んで、香港移住を検討する上で必ず押さえておきたいのが「政治・社会環境の変化」です。かつての香港と今の香港は、その空気感が大きく変わっています。

国安法・第23条施行後に何が変わったのか

かつて、バックパッカーのバイブル・沢木耕太郎の『深夜特急』のスタート地点として描かれた香港。「人と物とが氾濫することによる熱気」「毎日が祭りのような喧騒」、そして何よりも「自由」がありました。

しかし、2020年の香港国家安全維持法(国安法)、そして2024年の第23条施行により、かつての「自由でカオスな香港」は薄れつつあります。政治的な発言には細心の注意が必要になり、多くの香港人や欧米の駐在員がイギリス・カナダ・シンガポールへ移住してしまいました。

その空いた穴を埋めるように、中国本土からの移住者が急増。街中では広東語よりも普通話(北京語)を聞く機会が増え、お店の看板やシステムもどんどん中国本土のスタイルに近づいています。

「明日の日本かもしれない」リアルな声が殺到

香港のリアルな現状を伝える動画のコメント欄には、こんな声が多く寄せられています。

視聴者コメントより
  • 「これは明日の日本だ」
  • 「日本の未来を見ているようで恐ろしい」
  • 「中国資本に不動産を買われて家賃が高騰し、日本人が住めなくなる日が来るかもしれない」

香港の貧富の差や、外国資本による不動産の買い占めによる家賃高騰は、決して対岸の火事ではありません。東京や大阪の一部でも、すでに同じような現象が起き始めているという声も増えています。

日本人が香港移住に向いているか?向き・不向きを徹底診断

物価・住宅・治安・中国化のリアルを踏まえた上で、「結局、日本人が香港に住むとどうなるのか?」を整理しましょう。向いている人と向いていない人を明確に分けることができます。

香港移住に向いている人の特徴【3つのポイント】

香港移住に向いてる人
  • 金融やビジネスで外貨をゴリゴリ稼ぎたい人:圧倒的なバイタリティと国際的なビジネス環境が揃っている
  • 税金の安さを最大限に活かせる高所得者:所得税最高15〜17%、消費税・住民税・キャピタルゲイン税なし
  • 広東語・中国語・英語を駆使して国際環境に揉まれたい人:世界中から優秀な人材が集まる刺激的な環境

香港移住に向いていない人の特徴【3つのポイント】

香港移住に向いてない人
  • 日本の安くて質の高い生活(コスパ)を求める人:日本と同等クオリティに3倍以上の費用がかかる
  • 広い家でゆったりスローライフを送りたい人:月33万円払ってもワンルーム、快適な広さは夢のまた夢
  • 政治的な息苦しさや監視社会の空気が苦手な人:国安法以降、自由な発言には細心の注意が必要

香港は、稼ぐ力がないと本当に「詰み」になりかねないシビアな街です。しかしその分、世界中から優秀な人が集まりエネルギーに満ち溢れているのも事実。日本と同等以上に発達したインフラや活気あるビジネス環境は、挑戦する人には最高の舞台になります。

香港移住でよくある質問

最後に、香港移住を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。

香港の生活費は月いくらかかりますか?

Nomad Listのデータによると、現地人の生活費でも月約36万8,000円、ノマドワーカーだと月約43万8,000円かかります。最低でも月30〜40万円は見ておく必要があります。

香港の家賃相場はどのくらいですか?

中心部の1ベッドルーム(ワンルーム相当)で平均月約33万円(約330,385円)です。東京の3倍以上の相場で、家族向け2LDKなら月50〜100万円も珍しくありません。

香港の治安は良いですか?

Numbeoの2025年安全ランキングで世界7位(日本は9位)に位置する、非常に安全な都市です。スリや強盗などの凶悪犯罪は少なく、深夜でも比較的安全に歩けます。


香港の「中国化」とは何ですか?移住への影響は?

2020年の国安法、2024年の第23条施行以降、政治的な自由が制限されています。広東語より普通話(北京語)が増え、街の雰囲気も大きく変化しています。政治的な発言には細心の注意が必要な環境です。


香港は税金が安いって本当ですか?

本当です。所得税の最高税率は15〜17%程度で、消費税・住民税・キャピタルゲイン税もありません。高所得者にとっては非常に有利な税制です。ただし生活費・家賃が高いため、その税メリットを上回るコストが発生するケースも多いです。



香港ノマドは「稼げる人」にとって最高の舞台

今回は「香港暮らし」のリアルを、物価・住宅・治安・中国化の4つの視点からデータをもとに解説しました。

この記事のまとめ
  • 生活費はMercer調査で世界1位の高さ。現地人でも月36万円以上かかる
  • 家賃は世界14年連続1位の高さ。中心部のワンルームが月33万円
  • 治安はNumbeo調査で世界7位。日本(9位)より安全
  • 国安法・第23条以降、「中国化」が急速に進行中
  • 稼ぐ力がある人には最高の舞台。コスパ重視・スローライフ志向には向かない


もし香港に行ったことがある方、住んだことがある方は、ぜひコメント欄でリアルな体験を教えてください。
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